ストレスが及ぼすさまざまな影響とは?リラックスすることの重要性
仕事や子育てしていると、なにかしらのストレスを感じることはあります。
それは生活していく中で、仕方がないことなのかもしれません。
ただ、考え方を少し変えるだけで、ストレスを感じにくくなることもあります。
と言っても、誰もがすぐにできることではありませんね。
なので、ストレスを溜め込まないように、上手に発散するしかありません。
小さなストレスでも積み重なってしまうと、心や体にさまざまな影響を及ぼします。
今回は、ストレスによる影響についてお話します。
ストレスが体や心に及ぼす影響
ストレスがかかることは、いわゆる緊張状態になること。
緊張状態と言っても、いい緊張感というのもあるので、すべてが悪いものではありません。
悪い緊張状態…例えば、
- 嫌いな人に会わなければいけない
- 上司に怒られる
- ご主人と喧嘩ばかりしている
- ママ友の付き合い面倒
などなど。
嫌だな~、しんどいな~って思うようなことが「ストレス」。
だれかに聞いてもらってスッキリしたり、楽しいことをして忘れることができればいいのですが、嫌な気持ちを引きずってしまうと、ずっとストレスがかかった状態に。
ストレスがかかると、血液の循環が悪くなります。反対に、リラックスしている状態だと、血流は良くなります。
日中は、ある程度、緊張状態で夕方になるにつれて、体はリラックスしていくのが、自律神経のバランスが取れている状態です。
だけど、ストレスを発散できずに、夜もくよくよ悩んでしまったりしていると、ずーっと緊張状態で、どんどん血流が悪くなります。
緊張したときに手先が冷えているのを実感したことがあるという方も多いと思います。
実際、ストレスによって、肌内部の温度が下がることは確認されています。
肌が冷えることが、肌荒れなどのトラブルを引き起こしていることに着目している化粧品メーカーも増え、ストレスによる肌荒れにアプローチする成分が配合されています。
肌トラブル以外にも、ストレスによる影響はほかにもあります。特に女性は、ホルモンバランスの乱れが顕著にあらわれます。
- 生理不順やPMS症状の悪化
- 不眠
- 便秘または下痢
- 肩や首のコリ
- 頭痛
- 食欲不振または食欲過剰
- 体温調節しにくくなる、冷え
- やる気が出ない
etc…
ストレスを頻繁に感じている状態は、体がずっと休めていない状態が続いているので、自律神経のバランスが乱れます。
自律神経は、人がコントロールできない、さまざまな体の機能を調節してくれています。
なので、先に挙げたような、さまざまな影響を及ぼします。
ストレスを溜め込まないようリラックスする重要性
ストレスを感じているということは、体が緊張している状態なので、体も心も休める時間が必要です。
先に触れた「自律神経」は、朝~夕方までは活動モードの交感神経が、夕方~夜にかけてお休みモードの副交感神経が優位になります。
これが正常な状態ですが、ストレスを抱え込んでしまっていると、なかなか心身ともに休まることがありません。
なので、リラックスする時間を定期的に取ることが重要です。
何も考えない時間を作ったりするという意味では、瞑想もおすすめ。
だけど、瞑想していても、いろいろ考え事してしまうという方は、マッサージなどのリラクゼーションでゆっくりすることをおすすめします。
人の手に触れられるリラックス効果に加え、アロマ精油を使用すると、香り成分が脳にダイレクトに伝わり、相乗効果でより心身ともに休まることができます。
忙しくてストレスが多いという方でも、いつの間にかウトウトできて、副交感神経を優位にさせることができます。
日頃ストレスが多い人ほど、施術後、体がダるくなったり、眠くなることがあるので、それも「体が休んで」と言っているサインだと思って、早めに就寝してください。