防腐剤不使用オーガニックコスメの使用期限と正しい保管方法
一般的な化粧品に配合されている、パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤は、オーガニックコスメには一切使われていません。(オーガニック原料がほんの少し使われている「オーガニックコスメ」と謳っている製品は例外として)
天然成分だけだと腐るのではないか?保管はどうすれば?と気になるところです。
ここでは、オーガニックコスメの使用期限について、また保管方法などを解説していきますね。
オーガニックコスメは腐らない?
一般的な化粧品のように、防腐剤(保存料)が配合されていないオーガニックコスメですが、数日で腐ったりするということはありません。
メーカーによっては、防腐目的の植物が配合されていることがありますし、植物が持つ殺菌作用が防腐効果を発揮していることもあります。
酸化についても、抗酸化作用のある植物を使っている場合、酸化しにくいメリットもあります。
とはいえ、開封した瞬間から空気に触れて、酸化は多少なりとも進んでいくため、使用期限は決められていることが一般的です。
オーガニックコスメの使用期限
未開封であれば、2~3年は特に問題ありません。一般的な化粧品でも未開封であれば3年と言われているので、大きな差はありません。
開封後は2~3ヵ月で使い切ることを推奨されているブランドが多いです。
一般的な化粧品は防腐剤が入っているからと安心して、半年~1年使っている方もいらっしゃいますが、一般的な化粧品でも、酸化が進むため、開封後は3ヵ月以内で使いきることがおすすめです。
そう考えると、オーガニックコスメだから使用期限が短いというものではありません。
また、ホームページや箱に使用期間が記載されている場合があるため、使用前に確認しておきましょう。
△琉白 月桃ナイトリペアオイルの使用期限
オーガニックコスメの正しい保管方法
先に述べた使用期限も、正しい保管方法で保管したうえでのことです。
冷蔵庫に入れる必要はありませんが、高温多湿を避けて、冷暗所の保管しておくことをおすすめします。
窓際にドレッサーがあるという方は注意してください。
オーガニックコスメが劣化したときの見極め
しばらく使っていなかったオーガニックコスメを再び使う際には、どのくらいの期限が経過したか、思い出してみましょう。
開封して2~3ヵ月以上経過しているのであれば、使用しない方がいいでしょう。
それ以上は経過していないけど、保管方法に心配があるという場合、においを確認してみましょう。
特に美容オイルは劣化すると、酸化臭がします。以前とは異なるにおいだと感じたら、使わずに処分しましょう。
酸化した化粧品をつけると、お肌を酸化させる原因にもなります。
最後に
温度差の少ない冷暗所に保管するなどは、一般的な化粧品も同じです。
オーガニックコスメだからと神経質になることはありません。ただやはり、天然の成分なので、開封後は決められた使用期限内にお使いになることをおすすめします。
大容量などのサイズはなく、1~3ヵ月以内に使えるサイズで販売されていますので、毎日のケアにお使いになられていたら、最後まで使っていただけると思います。