オーガニックコスメとケミカルコスメの違いは?配合成分比較で分かること
神戸三宮・元町のオーガニックコスメとアロマのリラクゼーションサロン りびはだ、オーナー尾崎です。
プチプラコスメ~デパコスまで、数えきれないくらいの化粧品ブランドがありますね。使う方も迷ってしまってしまって、コスメジプシーになっているという方も多いでしょう。
今回は、数ある化粧品の中から、なぜオーガニックコスメなのか?ケミカルコスメとの違いは何なのか?について解説していきたいと思います。
当サロンがオーガニックコスメを選んだ理由
私のところは、子供のころから母親がエステサロンを経営していたので、化粧品もサロンで取り扱っていた海外製のものを使っておりました。
社会人になって、自分でもいろいろ化粧品を購入してみるようになりましたが、特に肌が弱いと感じたことはありませんでした。
30代になって、乾燥が気になり始め、原因不明の肌荒れ、炎症、かゆみが、時々出てしまう、今でいう「ゆらぎ肌」に。
ひどいときは、皮膚科で薬を処方してもらっていました。
オーガニックコスメに出会ったのも、ちょうど皮膚科での薬を塗って、炎症が治まったころ。
まずは、化粧水と乳液を使っていました。ケミカルなものは、肌の上でべたべたするものが多かったのに対して、オーガニックコスメの化粧水&乳液は、肌にすぐなじみました。
物足りなさは感じませんでした。
美容ライターの仕事が忙しくなったころは、いろいろなブランドを使ってみなければならず、エイジングケア効果の高い化粧品の中には、肌荒れを起こしてしまうことも。
そんなときの救世主が「HANAオーガニック」のムーンナイトミルクやホワイトジェリー。とにかく、肌が疲れたときは、たっぷり塗って寝ます。
すると、翌朝、無事に回復しているのです♪
ケミカルコスメは、乾燥したら、シリコンでとりあえず乾燥を防ぐ、ニキビや炎症を起こしたら、強い抗炎症作用のある成分で、ひとまず炎症を抑える。
一方で、オーガニックコスメの場合は、シンプルなケアでも潤いをキープできるようになったり、自分の肌再生力でニキビや肌荒れを改善してくれるのを実感しました。
ケミカルコスメにも良さはありますが、自分の肌、そしてシンプルに私らしく生きたいという、自分のライフスタイルにはピッタリはまりました。
自分自身の肌の力でキレイになる、そして、肌がキレイになれば自信が持てるようになる、そんな女性が増えるといいなという想いもあって、サロンでは、オーガニックコスメのみを使用しております。
オーガニックコスメとケミカルコスメの成分の違い
では、オーガニックコスメとケミカルコスメの成分には、どんな違いがあるのか見ていきましょう。
オーガニックコスメの化粧品成分
こちらHANAオーガニックの化粧品成分配合イメージです。
- 水:ローズウォーター
- 油:コメ胚芽、ツバキ、月見草など
- 乳化剤:オリーブ
- 有効成分:キュウリ果実エキス、花精油、ハチミツなど
- 防腐剤:ダイコン
成分の約半分を占めている「水」は、HANAオーガニックの場合はローズウォーターを使用しています。メーカーにもよりますが、海洋深層水や温泉水を使用しているものもあります。
油分は、植物由来のものです。
界面活性剤は、オリーブを使用。そのほかにも、ヤシ油などを使っているメーカーもありますが、いずれにしても、植物由来の成分です。
有効成分も植物由来、天然由来の成分を使用しています。植物からエキスを抽出する際に使う抽出剤も、植物のサトウキビを使用しています。
防腐剤においても、メーカーによって異なりますが、HANAオーガニックでは、ダイコン由来のものを使用しています。
ケミカルコスメの化粧品成分
人工的に作られた化学成分を使ったケミカルコスメの化粧品成分配合イメージです。
- 水:精製水
- 油:石油由来BG(保湿剤)、ミネラルオイル
- 乳化剤:界面活性剤
- 有効成分:お茶エキス
- 防腐剤:パラベン、フェノキシエタノール
ここに挙げられている成分で見ると、お茶エキス以外は、すべて石油由来成分です。ですが、お茶からエキスを抽出する際に、石油由来の抽出剤を使用している場合が一般的です。
エタノールで抽出されている場合は、アルコールですので、乾燥肌の原因になったり、アルコールに弱い方は、肌荒れを起こす場合もあります。
界面活性剤は、水と油を混ぜ合わすのに優れていますが、肌のバリア機能を壊してしまう可能性があります。防腐剤のパラベンやフェノキシエタノールも、肌荒れを起こす場合があります。
オーガニックコスメとケミカルコスメどっちがいい?
オーガニックコスメがすべての人の肌に合うわけではありません。植物由来の成分は、人によっては刺激になる場合もあります。
ただ、ケミカルコスメを使い続けていて、肌トラブルが絶えない、調子が悪い、年齢とともに乾燥するようになったなど、肌悩みが増えてきたという場合は、一度ご相談くださいませ。
どちらかが絶対とは言えませんが、使った方がいいもの、今のままでいいものなど、お肌の状態に合わせて、使い分けていくのも一つの方法です。
最後に
ケミカルなものがすべてダメというわけではありません。
肌トラブルや年齢肌に悩む女性のために、日々、研究・開発を繰り返しているメーカー様がほとんどです。
ご自身の肌に合ったものがベストですが、まだ納得できるものに出会ってないという方、肌トラブルが絶えないという方は、オーガニックコスメも試していただけたらと思います。