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オーガニックコスメで始める美白ケア~ターンオーバーを高めて透明美肌~

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オーガニックコスメの美白効果

天然成分でできたオーガニックコスメに美白効果は期待できない!と思っていませんか?

オーガニックコスメの美白効果を語るのに、まずは、肌構造や色素沈着してしまったメラニンを追い出す仕組みを知っておく必要があります。

肌の構造

肌は4つの層で成り立っています。上から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」です。

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肌表面に居座っているシミの原因「メラニン色素」は、決して悪者であるだけでなく、基底層の奥にある細胞がダメージを受けないようにする防御反応でもあります。

「細胞がダメージを受けないようにする」ために発生するメラニン色素は、紫外線などの外部刺激が原因で、活性酸素が発生するためです。

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紫外線などのダメージで「活性酸素」が発生すると、これに反応して、メラノサイトでメラニンが過剰に生成されます。

シミ(色素沈着)を外部に追い出す仕組み

私たちの肌は、ターンオーバーという「肌の生まれ変わり周期」があります。

4つの層の一番下、基底層で新しい細胞が日々生まれています。その新しい細胞が熟成しながら、角質層まで上がってきます。

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約2週間、角質層で肌を守る役割をして、その後は、古い角質となって肌表面から自然と剥がれていきます。

そのため、メラニン色素を含んだ細胞も、古い角質とともにやがては外部へ排出されるのです。

なぜシミになるのか?

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発生した色素沈着も、やがて外部へ排出されるのであれば、シミが残るわけでもなく、だれもがキレイな透明美肌のはずです。

ですが、年齢とともに、シミとして残りやすくなっているのは事実です…

では、なぜシミはいつまでも居座り続けるのか?

その原因の一つには、加齢によるターンオーバーの乱れが考えられます。

ターンオーバーは、通常約28日ですが、年齢とともに、その日数は長くなることが一般的。年齢の1.5倍の日数がかかるようになるとも言われています。

40歳の人であれば、ターンオーバー周期は60日ということになります。

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そのため、なかなかメラニン色素が外部に排出されず、シミとなって肌表面に残ります。

ただ、若いから大丈夫と安心はできません。生活習慣の乱れやストレスによっても、ターンオーバー周期が乱れる場合があります。

あと一つ、シミが居座り続ける原因に「炎症」があります。

私たちの肌は、紫外線を浴びたり、乾燥や花粉、環境汚染物質などのダメージによって、肌内部で炎症を起こしています。

肌表面が炎症を起こしているわけではないので、分かりにくいのですが、肌内部では「微弱炎症」を起こしています。

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ストレスを受けても微弱炎症を起こすことが分かっていて、最近は、この微弱炎症にアプローチする成分を配合したコスメも開発されています。

肌内部で炎症を起こしてしまうと、脳から「メラニン色素を発生させろ~」という指令が届きます。

神経伝達細胞によって、メラニン色素を発生させるスイッチが「ON」になります。本来であれば、ダメージがなくなったら、そのスイッチは「OFF」になって、メラニン色素の発生も止まります。

しかし、紫外線、環境汚染物質、乾燥、花粉…あらゆる外部刺激によるダメージが多く、そのスイッチが誤作動を起こしています。

そのため、スイッチは「ON」になったまま。ずっとメラニン色素を発生させ続けているのです。

ターンオーバー周期の乱れと神経伝達細胞の誤作動、これらがシミがいつまでも消えない原因なのです。

ケミカルコスメの美白効果

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ケミカルコスメに配合されている美白成分には、歴史の長いものから現代においても、さまざまな成分が開発されていて、新成分などたくさんあります。

厚生労働省が認めている美白成分配合のコスメは「医薬部外品」として販売されています。

その多くは、メラニン色素の発生や生成を抑制してシミを予防するもの。また、発生してしまったメラニン色素を還元することで、美白を促す成分です。

別名「皮膚の漂白剤」と言われる強力な美白成分として知られるのが、皮膚科でも処方される「ハイドロキノン」。

ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑制する効果が強く、日中の使用は止められていたり、日焼け止めとの併用が必須の美白成分です。

そもそもメラニンは、お肌を紫外線や外部刺激から細胞を守るという役割を担っているので、強い成分でそれを抑えてしまうと、肌細胞が傷つけられる恐れがあるためです。

ケミカルな美白成分でも、比較的肌に優しいのはビタミンC誘導体。また、医療現場では止血剤として使われている「トラネキサム酸」は、炎症を抑えてくれる効果もあり、肌荒れしやすい敏感肌にもおすすめの美白成分です。

オーガニックコスメの美白効果

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「オーガニックコスメでは美白効果がない」と思われている方も多いのですが、オーガニックコスメでの美白効果は、ケミカルな美白成分とは作用が異なります。

植物から抽出したエキスを使用したオーガニックコスメには、各植物に含まれている成分にさまざまな働きがあります。

天然のアミノ酸を豊富に含んだ植物なら肌の保湿をサポートしてくれます。

抗炎症作用を持つ成分であれば、肌荒れやシミの原因となる内部の微弱炎症を抑えてくれます。

このように、メラニン色素を発生する機能など、肌が本来持っている働きを抑えるのではなく、本来肌が持っている機能を高める、または、炎症などのトラブルにアプローチしてくれるのがオーガニックコスメの特長です。

足りない潤いを与えたり、炎症を抑えたりすることで、肌が本来持っている機能が取り戻されて、ターンオーバーや潤い成分(皮脂やセラミド、アミノ酸など)の生成などが正常に行われるようになるのが、オーガニックコスメの特長です。

そのため、メラノサイトで発生したメラニン色素も徐々に肌表面に押し上げられてきて、自然と外部へ排出されていきます。

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ケミカルコスメに比べて、時間はかかるかも知れませんが、肌が健康的で力強くなっていくので、肌トラブルやニキビができにくい肌質へ改善していけます。

当サロン取り扱いオーガニックコスメの美白化粧品

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当サロンでは、HANAオーガニックの美白シリーズ、ホワイトジェリー(美白美容液)・ホワイトクリーム(スポットクリーム)の2点を取り扱っております。

HANAオーガニックの特長でもあるブルガリア産のダマスクローズから抽出したローズウォーターは、抗炎症作用があり、微弱炎症を抑えてくれます。

また、ホワイトジェリーに配合されている朝鮮アザミは、メラニン色素の発生を促す神経伝達細胞のスイッチを正常化してくれます。

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ホワイトクリームは、馬鈴薯などから抽出した天然のビタミンC誘導体配合で、シミが気になる部分にだけ塗布します。

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詳しい使い方は、また別の記事でご紹介いたしますが、サロンでも使い方やご相談無料で承っております。

最後に

私自身、両頬の高い位置にシミができてしまったときは、ケミカルな美白成分も試したことがありました。

すぐに透明感が出たような気がしましたが、その後、赤みと痒みが出てきて、皮がめくれてボロボロになりました。

ケミカルコスメは、美白成分の効果が発揮できるよう、界面活性剤で肌のバリア機能を壊して、浸透力を高めます。

肌が弱い方だと、肌荒れや炎症などのトラブルを発生してしまいます。炎症は、さらにメラニン色素の発生を促します。

即効性を求めるために、一時的な使用はいいかもしれませんが、毎日の紫外線や摩擦、乾燥などの外部刺激によるダメージをケアしながら、美白を促すには、オーガニックコスメが最適だと思います。

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