ヒアルロン酸原液の使い方いろいろ！サロンオーナー伝授スキンケア方法

今回は、高い保水力があるとして保湿化粧品やエイジングケア化粧品に使われている美容成分、ヒアルロン酸についてご紹介します。ここでは、手ごろな価格と今のスキンケアに手軽に取り入れられる、ヒアルロン酸原液やその使い方について、サロンオーナーがお伝えしています。

文章より動画という方はYouTubeへ

https://youtu.be/WW19YrJDR2w

ヒアルロン酸原液がおすすめな人

• 乾燥肌が気になっている
• 乾燥が原因で皮膚がたるんでいる
• 今使っている化粧品の保湿力を高めたい

ヒアルロン酸原液は、今使っている化粧品にプラスして使えるので、すぐに取り入れることができるスキンケアです。

価格も手ごろなものが多く、続けやすいのもポイントです。ここでは、ヒアルロン酸の使い方やおすすめの商品をご紹介しています。

※価格はショップによって異なります。

ヒアルロン酸ってどんな成分？

保湿化粧品やエイジングケア化粧品に配合されているヒアルロン酸。

そもそもヒアルロン酸とは、１gで６リットルもの水分を抱え込むことができる、保水力に優れた美容成分です。

もともと眼球の中のガラス体の硝子体の成分として発見されたもので、皮膚や筋肉、軟骨を構成する主成分でもあります。粘性が高く、ネバネバしているのが特徴です。

私たち人間の体を作っている無数の細胞同士を結合している主成分なので、私たち人間にとって必要不可欠な成分です。

ヒアルロン酸配合のクリームをまとめた記事もあります。
保水力優秀！ヒアルロン酸配合のおすすめクリーム6選

ヒアルロン酸原液とは？

ヒアルロン酸原液というと、ヒアルロン酸のみというイメージを抱いてしまいがちですが、化粧品に使われるヒアルロン酸は、基本的に粉末状。

そのため、ヒアルロン酸原液として販売されている商品は、水と配合されています。

成分表記にも「水、ヒアルロン酸」と記載されています。

テクスチャーはトロッとしていますが、肌になじみやすく、ベタつきません。

ヒアルロン酸の美肌効果とは？

１gで６リットルもの水分を抱え込むことができる保水力に優れている美容成分ですが、実際にはヒアルロン酸が存在している真皮層に浸透して、肌内部の保水力を高めてくれるものではありません。

化粧品に配合されている成分の浸透は、「角質層」までなので、ヒアルロン酸が浸透するのもそこまでなのです。では、ヒアルロン酸に美肌効果はないのか？

化粧品に配合されているヒアルロン酸の効果は、肌表面の保湿力を高めて、肌をしっとり＆なめらかにしてくれます。

また、薄くて滑らかな保護膜が形成されるため、乾燥による小じわや肌荒れの予防効果に期待できます。

ヒアルロン酸原液を選ぶポイント

ヒアルロン酸自体は、低刺激で敏感肌でも使いやすい美容成分です。

ただ、劣化が速いヒアルロン酸原液には、フェノキシエタノール、メチルパラベンなどの防腐剤が使われていることがほとんどです。

フェノキシエタノールは、低刺激な方ですが、肌に合わない方もいますので、気になる方は、まずパッチテストを行ってから使ってください。

肌トラブルが気になる方は、水、ヒアルロン酸、フェノキシエタノールなど、シンプルな成分の原液を選ぶことをおすすめします。

また、テクスチャーに関して、今回は、濃厚なとろみのある原液を順に紹介していますが、基本的には、お好みのテクスチャーのものを選びましょう。

ヒアルロン酸原液の基本的な使い方

水溶性のヒアルロン酸原液は、基本的に、洗顔後すぐ、または化粧水で肌を整えてから使います。

塗布後は、やや突っ張ったように感じますが、その後、いつものスキンケアを行うことで、しっとり肌を実感できます。

ヒアルロン酸原液の使い方いろいろ

①化粧水を手作りする

ヒアルロン酸原液を使って、シンプルな化粧水を作ってみましょう。

準備するもの

• 50mlの容器
• ヒアルロン酸原液：5〜10g
• 精製水またはフローラルウォーター：50ml

手作り化粧水の作り方

ヒアルロン酸原液を50mlの空容器に入れて、50mlの精製水またはフローラルウォーターを入れます。

よく振って、ヒアルロン酸と水分が混ざったらできあがりです。ヒアルロン酸はとろみがあるため、水とは混ざりにくいですが、その場合は、よく振ってから一晩おくとなじみやすくなります。

※精製水は劣化が早いため、直射日光が当たる場所、温度や湿度の変化が激しい場所での保管は避け、早めに使い切るようにしてください。

②使っている化粧水などに混ぜて保湿力をアップ

さっぱり系の化粧水などで、保湿力が物足りないな～という方は、買い替えせずに、ヒアルロン酸原液を追加して使うと保湿力が高まります。

化粧水のほかにも、美容液やクリームに混ぜることもできますが、ヒアルロン酸が水溶性なので、化粧水と一緒に使う方が潤いを浸透させやすいです。

③洗顔料に混ぜてもっちり泡に

普段使っている洗顔料に混ぜて泡立てると、

キメの細かいもちもち泡が完成します。

ヒアルロン酸の保湿効果で、洗顔後のツッパリ肌も防げます。

④ボディクリームに混ぜて全身ケア

ボディクリームやボディローションに混ぜて、体の保湿ケアもしちゃいましょう。

⑤アウトバストリートメントとしてヘアケアにも

ヒアルロン酸原液は、髪に使ってもべたつきがなく、しっとりとした保湿力を発揮します。

シャンプーに混ぜて使う方法もおすすめですが、アウトバストリートメントとして、洗髪後の毛先につけて、髪の乾燥も防ぎましょう。

ヒアルロン酸原液のメリット・デメリット

ヒアルロン酸原液のメリット

①手持ちの化粧品にプラスして使える

原液なので、今使っている化粧水や美容液、ボディクリームなどにプラスして使えることで、保湿効果を高めることができます。

その日の肌状態に合わせて、量を調節できるのもいいですね。

②原液のまま全身おケアに使える

また、原液であれば、髪のお手入れにも使えるので、1本あれば全身のケアができます。

③シンプルな配合成分なので敏感肌にも安心

ヒアルロン酸原液は、水、ヒアルロン酸のほかに、フェノキシエタノールなどの防腐剤と、シンプルな配合成分でできています。

いろいろな美容成分や香料や着色料、石油由来界面活性剤などの添加物が配合されている美容液の場合、肌に合わない成分が含まれている場合があります。また、それらの何が合わないかを特定するのも難しいと思います。

ヒアルロン酸原液のようにシンプルな成分であれば、肌トラブルが起こりにくい、さらに、肌に合わなくても、何が合わないのかを特定しやすいというメリットがあります。

ヒアルロン酸原液のデメリット

①擦り過ぎはNG

水と配合されているヒアルロン酸原液は、水の量が少ないほど、粘度が高め。

そのため、直接塗ると、白いかすが残ることがあります。擦りすぎることで、ポロポロとしたカスが出てくるので、擦りすぎないのも使う時のコツです。

②劣化が早い

防腐剤が添加されているものが多いのですが、一般的な基礎化粧品に比べると、劣化が速いため、開封後は早めに使いきることをおすすめします。

開封後は、冷蔵庫での保管を支持している商品もありますので、その場合は、それに従ってください。

③ヒアルロン酸原液だけでは保湿力にかける

ヒアルロン酸は優れた保湿成分ですが、水溶性で油分が含まれない原液は、肌への浸透力が高いため、肌表面の保湿力には欠けます。

化粧水などを同じように、肌に浸透したら、クリームなどの油分が多いアイテムで蓋をして、蒸発を防ぐようにしなければなりません。

おすすめのヒアルロン酸原液7選

では、通販で購入できるお手頃価格なヒアルロン酸原液を厳選してみました！

①太陽のアロエ社 ヒアルロン酸原液

商品の特長

純国産の高純度ヒアルロン酸水溶液です。水で薄めて、美容液として使うこともできます。

10ml入りのミニサイズから、通常サイズの80ml、大容量の1000mlサイズまであります。

商品内容＆価格

• 内容量：10ml
• 価格：548円(税込) ※ショップによって異なります

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②そのままヒアルロン酸

商品の特長

国産のヒアルロン酸原液。濃厚なテクスチャーで肌なじみもいいので、肌のキメが整うのを実感しやすい。

商品内容＆価格

• 内容量：10ml
• 価格：550円(税込) ※ショップによって異なります

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③ナチュドール ヒアルロン酸原液

商品の特長

バイオ技術によって得られる高純度のヒアルロン酸原液Naを含んでいる原液。

保水力に優れているほか、安定した保湿性にも期待できます。トロッとした濃厚なテクスチャーで、肌がモチモチするのを実感できます。

商品内容＆価格

• 内容量：20ml
• 価格：1,100円(税込)＆送料無料

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④チューンメーカーズ ヒアルロン酸

商品の特長

高純度のヒアルロン酸原液。

かなり濃厚なトロミのあるテクスチャーなので、このままでは取り出しにくいのが難点。

スポイトが別売りされているので、他のヒアルロン酸原液に比べて、やや割高に。スポイトは、308円(税込)で購入可。

商品内容＆価格

• 内容量：20ml
• 価格：1,650円(税込) ※ショップによって送料の価格が異なります。

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⑤MAINICHI プラスピュア ヒアルロン酸 HY

商品の特長

原液100%のヒアルロン酸原液。

テクスチャーは、濃厚な感じでもなく、さらりとした感じで、肌なじみはいい。もっちり感はないものの、速くなじむので、朝のお手入れにおすすめ。

商品内容＆価格

• 内容量：15ml
• 価格：550円(税込)

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⑥ノイル エッセンスHY ヒアルロン酸原液100%

商品の特長

原液100％のヒアルロン酸原液。内容量も多めで、価格が1,000円以下なので、コスパ的に選ぶならこちらがおすすめ。

テクスチャーには濃厚さはなく、わりとさらりとしている。肌へのなじみは早いので、忙しい朝にはおすすめです。

商品内容＆価格

• 内容量：30ml
• 価格：880円(税込)

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⑦ピュアビューエッセンスHY

商品の特長

ヒアルロン酸化粧品材料液を加工せずに、そのまま100%使用した美容液。

今回紹介した中でも一番サラリとしたテクスチャーで、人によっては物足りなく感じるかもしれません。

ただ、さらりとしている分、肌なじみも速いので、朝のスキンケアにおすすめです。

商品内容＆価格

• 内容量：25ml
• 価格：1,053円(税込) ※ショップによって異なります。

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ヒアルロン酸の原液は、どうやって手に入れるの？

ヒアルロン酸原液は、ドラッグストアなどでも購入できます。また、楽天市場やAmazonなどの大手通販サイトでも購入することができます。

発送方法がメール便などの場合は、送料無料になることもあります。

まとめ

今回は、乾燥肌、年齢肌におすすめの美容成分「ヒアルロン酸」の原液をご紹介しました。

そのままでも使えますし、いつものスキンケアにプラスして使うこともできるので、今のスキンケアでは物足りないという方にもおすすめです。

また、全身のケアに使えるので、旅行先に持っていくのにも、化粧品の量を減らせそうです。

まだヒアルロン酸原液を使ったことがないという方は、ぜひ一度試してみてくださいね。