クレンジングの選び方~ファンデーションやメイクのタイプ別にプロが伝授~ | りびはだ
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クレンジングの選び方~ファンデーションやメイクのタイプ別にプロが伝授~

美肌を左右するキーアイテムが実は「クレンジング」です。

しかし、スキンケアアイテムやメイクアップ方法に気を取られていて、あまり“メイク落とし”に関しては意識していないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、お使いのファンデーションの種類に合わせたクレンジングの選び方をメインに、綺麗にメイクオフするためのポイントをご紹介します。

この記事はこんなあなたにおすすめ!

  • ファンデーションの種類に合わせたクレンジング選びが気になる
  • 綺麗にメイクを落とす方法が知りたい
  • 美肌を保つためのクレンジングポイントが知りたい

みなさんが抱えているクレンジングにまつわる悩みを探してみました。

  • 自分の肌にはどのタイプが合っているのかわからない
  • 化粧品を変えてからメイクが落としにくくなった
  • クレンジングのタイプごとにどんな違いがあるのかわからない
  • メイクがきちんと落とせているのか気になる
  • クレンジングの種類や方法を変えて肌質の変化を感じた事がない

「リキッドタイプ」「オイルタイプ」「クリームタイプ」「ジェルタイプ」などなど、タイプだけでも数種類あるのに、そこから成分や特性の違った商品がたくさん販売されているので、

結局は今使用しているものをリピートしがち。

今回は選び方だけでなく、こういった悩みを解消できるようクレンジング方法や種類についても紹介していきます。

皆さんのクレンジング選びに役立てば嬉しいです。

クレンジングの選び方~ファンデーションのタイプ別~

プロが教えるクレンジング選び方

①リキッドファンデーション

プロが教えるクレンジング選び方

「リキッドファンデーション」を使用している方には、クレンジングオイルをおすすめします。

一番洗浄力が強く必要な油分までも奪ってしまう恐れがあるので、肌トラブルを招きやすいとも言われていますよね。

そのため、軽めのパウダーファンデーションや落としやすい薄付きファンデーションには洗浄力が強すぎるかと思います。

ただし、リキッドファンデーションは「カバー力の高い濃厚なもの」「日焼け止め防御指数が高いもの」「崩れにくさが定評のもの」など、落としにくいアイテムも多いのでこちらを選びました。

特に、乾燥肌さん敏感肌さんがクレンジングオイルを使用する場合、乾燥しやすい頬の部分はオイルではなくクリームタイプを使用してみたり、オイルを使うのは日焼け止めを使用した時だけにするなど、全顔使用しないようにするとトラブルが起きにくくなるかもしれません。

もしも、使用した後に肌が突っ張ったり、乾燥をひどく感じるようになった場合はマイルドなものに変えてみる方が良いでしょう。

②クリームファンデーション

プロが教えるクレンジング選び方

クリームタイプのファンデーションがお好きな方は乾燥が気になるという場合も多いのではないでしょうか。そんな「クリームファンデーション」を使用している方にはクレンジングバームをおすすめします。

日本で主流ではありませんが、クレンジングバームは、洗浄力がある程度高いのに肌への摩擦も起こりにくく、潤いを感じることができるアイテムです。

プロが教えるクレンジング選び方

そのため、「乾燥が気になっているけれどメイクはしっかり落としたい」という方にも人気。

どちらかというと重めのクリームファンデーションですが、しっかり落とすことができます。

クレンジングバームを使用する場合、初めは固形ですが、だんだんと溶けていきます。

手の温度で温めながらくるくると動かして、毛穴の奥の汚れまで浮かすイメージで馴染ませていきましょう。

③パウダーファンデーション

プロが教えるクレンジング選び方

「パウダーファンデーション」を使用している方には、乳液タイプやクリームタイプのクレンジングをおすすめします。

乳液タイプやクリームタイプのクレンジングは、比較的肌への負担が少ないと言われており、乾燥肌の方や冬場特におすすめですが、メイクが濃い人が使うと落としきれないと言う恐れがあります。

その点、リキッドやクリームタイプのファンデーションに比べて、一番軽い付け心地のパウダーファンデーションなら、その心配も少なく安心して使いやすいです。

ルースパウダーでさらっとナチュラルに仕上げたお肌にもこちらがピッタリ。

目元はしっかり仕上げるという方は、アイメイクリムーバーなどを使って濃い部分のみ落としておくことをおすすめします。

④クッションファンデーション

プロが教えるクレンジング選び方

「クッションファンデーション」には、ジェルタイプのクレンジングをお勧めします。

洗浄力はオイルとミルクの中間という位置付けで、肌への負担もオイルやリキッドに比べて優しいと言われています。「ミルクでは洗浄力が弱いけれど、肌の油分を奪いすぎるオイルは避けたい」という方にはぴったりのアイテムです。

ただ、水分がメインで形成されているので、崩れにくいファンデーションや濃厚なタイプのファンデーションを使っている場合は落としにくく感じることがあります。

クッションタイプの場合、スポンジにリキッドファンデーションが含まれているので、基本的には水々しいテクスチャーのものが大半で、粘度が高いこってりしたものは少ないですよね。

そのため、クッションの中身はリキッドと言われているので、「どちらもぴったりなクレンジングは同じではないか」と考える方もいるかと思いますが……。

特徴の幅がメーカーやアイテムによって幅広いリキッドファンデーションに比べて、どのアイテムでもクッションタイプであればスルッと落としやすいかと思います。

また、オイルフリーのクレンジングはジェルタイプがとても多いので、まつげエクステをしている方はジェルタイプを使うことも多い印象です。

肌質やメイクの濃さに併せて選ぶことも大切

プロが教えるクレンジング選び方

「このファンデーションだからこのタイプのクレンジングを使う」と単純に判断してしまうのは良くありません。

皆さん季節によって基礎化粧品を変えたり、ベースメイクのコスメを変えたりしていますよね。それと同じように、「最近乾燥がひどいからクレンジングオイルは控えよう」「今日はメイクが濃いからいつもよりよく落ちるクレンジングを使おう」など、肌状態を見ながら使い分けたり、買い換えるのがベストです。

口コミや店頭POPだけでなく、どういった特徴がある商品でどんな肌タイプの人に向いているのか調べたり、美容部員さんに聞くと、より自分に合うかどうかの判断がしやすくなります。

デパートのコスメカウンターなどでは、現在の肌状態を診断してもらってから最適なものを選んでもらえるのでより納得できてオススメです。

また、いつもと違うタイプのクレンジングを購入するときは合わなかったらどうしようかと不安になる人も多いかと思いますが、サンプルをもらって試してから購入することもできるので安心。

例えば、同じクレンジングオイルでも商品によって「ミネラルオイル」なのか「油脂系オイル」なのかなど、ベースの油性成分が変わってくるので、別のブランドを比較してから決めると合う合わないがより見えてくると思います。

クレンジングの選び方~ポイントメイク~

プロが教えるクレンジング選び方

今回は登場しなかった「クレンジングシート」「リキッド(水タイプ)クレンジング」もありますが……。

シートやコットンなどで摩擦が生じますし、私はデイリー使いにはおすすめしていません。

また、拭き取ったまま洗い流さないでいるのも、落とし忘れの原因になってしまうので要注意。

ただし、「とても忙しくて綺麗にクレンジングする時間がない」なんて時には便利なので、応急処置用としては良いでしょう。

あとは、部分落とし用に使うというのはおすすめです。

ポイントメイクをある程度落としておくと、長時間クレンジングを肌に放置しておく事が無くなりますし、強く擦るような事もなくなるので、美肌への近道でもあります。

面倒ではありますが、綺麗にメイクオフする事で、落とし忘れによる色素沈着なども防ぐ事ができるので、特にメイクが濃い方は実践することをおすすめします。

プチプラのクレンジングシートなどを使用する場合、落ちにくくてどうしても擦ってしまうということが多いので、気をつけてくださいね。

①ウォータープルーフタイプのマスカラなどのアイメイク

プロが教えるクレンジング選び方 マスカラリムーバー

私が無くてはならないというほど愛用しているのが、マスカラリムーバーです。

コームタイプになっており、マスカラをつけるような感覚でまつげに塗布してから通常通りクレンジングをすると、かなり落ちにくいマスカラまで綺麗にするんとオフできます。


プロが教えるクレンジング選び方 マスカラリムーバー
アイメイクリムーバーとコットン・綿棒を使ってオフする方法ももちろん綺麗に落とす事ができますが……。面倒な上に綿棒でまつげを擦るので、少なくとも摩擦による負担がまつげにかかってしまいます。

アイメイクの中でもマスカラが落とせないという理由でポイントリムーバーを使う人が多いと思いますが、こちらは、塗るだけで楽なのと、まつげをゴシゴシ擦ることもないので、抜け防止に繋がり美まつげをキープする事ができます。

カールキープ下地などのかなり頑固なタイプのコスメもマスカラリムーバーの手にかかればお手の物です。

②落ちにくいタイプの口紅

プロが教えるクレンジング選び方 口紅

最近は「落ちにくい」ことを重視したリップコスメが人気を集めています。

ただし、落ちにくいアイテムほど染料が多く入っているのでメイクオフも大変。

ティントが主流になっている韓国のコスメブランドからは、“ティントリムーバー”が販売されているので、通常のクレンジングで落ちない場合は使用することをおすすめします。

色残りがかなり気になるという場合はリップを塗る前にかなり薄くリップクリームなどを仕込んでおくと、色素沈着は防ぎやすいので試して見てくださいね。

※その分色持ちは短くなります。

プロが教える正しいクレンジングの方法

プロが教えるクレンジング選び方

しっかり乳化しながら洗い流す

プロが教えるクレンジング選び方

クレンジングをする上でとても大切なことはきちんと「乳化」しているかどうかです。

本来混ざり合うことがない「水」と「油」ですが、水で洗い流すときに全く油と混ざり合わなければ、クレンジングオイルを落とすことはできませんよね。

このように、水分と油分をうまく混ぜ合わせる(乳化する)ために配合されているのが「界面活性剤」という成分で、とても重要な役割をしています。

メイクアップ化粧品の成分はクレンジング成分の油分で絡み取り、クレンジング成分の界面活性剤が洗い流す水と混ざってメイクが落ちるという仕組みです。

そのため、乳化がきちんと行われていないと、目に見えていないオイルやメイク残りの原因にも繋がります。

クレンジングをつけたら大量の水でザッと洗い流すのではなく、丁寧に乳化させる工程を挟むのがポイントです。特に難しい内容ではなく、手のひらに水をつけた状態で、クレンジングがついたままのお肌へくるくると水をなじませながらメイクを浮かして行きます。

そのあとは通常通り洗い流すだけ。

こうすることで、メイクだけでなくクレンジングの油分が残ることなく綺麗に汚れを落とす事が出来るんです。

アイテムを使ってみる

プロが教えるクレンジング選び方 綿棒 コットン

ポイントメイク落としを持っていない場合は、同じクレンジングを使ってツールを利用してみるのもおすすめです。

目元の細かい部分には綿棒がとっても便利ですし、リップや眉マスカラなどには汚れを絡めやすいコットンなどが有効的。100円ショップなどでも手軽に購入する事が出来るので、メイクオフが綺麗にできないという方はまずこういったものから取り入れてみるといいと思います。

まとめ

参考にしていただけましたか?

私自身もクレンジングをいろいろ試すようになって、肌状態が変わるということを実感してきました。一般的によく聞く「肌に優しい○○タイプが良い」という言葉を信じて、ジェルタイプやクリームタイプなど、様々なタイプを使用してきましたが、結局のところ私は洗浄力が強く懸念されがちなオイルタイプが一番肌に合っています。

このことからも分かるように、肌に合う合わないということは一般論で判断しきることができないんです。

口コミや一般的な教えを鵜呑みにするだけではなく、様々な情報を参考にした上で、肌の微妙な変化を感じ取るようにしていく事が大切です。

「乾燥して感じるな」「今日は肌のツヤが良いな」など、実際にいろんなものを試しながら自分に一番合ったものを見つけていってくださいね。

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