旅行は楽しいけど、気になるのはお肌へのダメージ。紫外線や飛行機の中やホテルの乾燥で、お肌の調子が悪くなることも。
せっかく楽しい旅行なので、お肌の調子も整えて、キレイな写真残したいですよね。たくさん化粧品を持っていくのも大変。
そこで、旅慣れしている美容ライターが旅行に持っていくべきコスメや機内でもできるスキンケアを教えてくれました。いつも旅行に持っていくコスメに迷っている方必見です。ぜひ参考にしてくださいね。
この記事はこんなあなたにおすすめ!
- 旅行へ持って行く化粧品に迷っている
- 飛行機での乾燥対策が知りたい
- 旅先でも美肌をキープするためにはどうすればいいか知りたい
旅行に持っていくべきコスメまとめ
まずは、旅行へ持っていくと便利なアイテムです。
肌質によってどの商品が合うかどうかは人それぞれですが、コンパクトにするテクニックやどういったアイテムを持っていくと美肌をキープしていられるのか、という点を重視してご紹介していきます。
何かと使えるピーリングパッド
韓国で話題になっており、日本でも使用している人が増えている「ピーリングパット」。拭き取り化粧水に近い商品で、保湿効果はもちろん、角質除去効果や水分や皮脂のバランスを整えてくれるものまであります。
基本的には大きな容器に大容量入っているという事が多いですが、ジップロックなどに数枚入れて持って行くことも多いです。
※密封性にかけるものや長期間滞在の場合は乾燥してしまう恐れがあります。
旅行の際は、肌のバランスが崩れてごわつきを感じることもあるので、化粧水前に投入することで滑らかな肌へと導きます。拭き取り化粧水に比べてかさばりませんし、シートマスクをする前などに使っても浸透力を高める事ができるので効果的。
乾燥肌の方の場合、朝は洗顔料を使用しないという方もいるかと思いますが、ピーリングパッドを使用すると、汚れや余分な皮脂をオフしてくれるので、ベタつきがなくなってさっぱりします。
ピーリングパットは化粧水いらずで使用できるものも多いですが、旅先では化粧水も使用するようにしています。こすりすぎると肌へ負担がかかってしまうので、優しく拭き取るように動かしてくださいね。
スキンケアアイテムはミニサイズを調達するべし
これは旅行の際に使用している人が多い定番アイテムですよね。
化粧水&乳液などのスキンケアアイテムはミニサイズを購入しておくと便利です。
旅行サイズを展開しているブランドは少ないですが……。エリクシールのバランシングシリーズの化粧水・乳液は大きいサイズでも愛用していたほどお気に入りです。
水分・皮脂バランスを整えて毛穴悩みにも効果的なので、今の季節は特にぴったりです。ラネージュのミニサイズコスメに関しては、韓国で購入したものですが、保湿力が高いので、冬場はこちらを使用する事が多いです。
化粧水や乳液に限らず、ビオデルムのクレンジングウォーターのようなメイク落としや、クリームや美容液までセットになっているものも多いので、フルラインが揃ったミニサイズは手軽さ重視の方にはぴったりだと思います。
鎮静&保湿美容液は必須!
旅行に持って行くコスメはなるべく最低限にするのが目標ですが、美容液だけは絶対に妥協せずに持参します。大きなボトルのまま持っていくと邪魔になるので、小さめのケースに入れ替えて行くのがベストです。
特に、肌荒れが起きてしまった時や日焼けした時のことを想定して肌への鎮静効果が高い美容液はマスト。肌状態が正常な場合でも、使用し続けていると安定します。乾燥が気になるという方も多いと思うので、保湿に特化した美容液もおすすめです。脂性肌の方も乾燥が原因で皮脂分泌が過剰になるというケースがあるので、保湿ケアはどんな時も怠らないというのが鉄則。
毛穴の開きが気になるという方は収れん作用のあるものがおすすめですし、自分の肌悩みに合わせて、これだけは外せないという美容液はお守りコスメとして持っていくことをおすすめします。
肌に合う日焼け止めは必須
年中気をつけたいのが紫外線。ただでさえ旅行中は肌のバランスが乱れやすいので、自分の肌に合った日焼け止めは必ず持って行くようにしています。ビーチリゾートをはじめとした、より紫外線の強い地域へ行く際は、焼けにくさに特化した日焼け止めも合わせて2種類を持って行くことが多いです。
最近日本に上陸したLAGOMの日焼け止めジェルは使用感が良いだけでなく、保湿効果も高さと低刺激さが大人気です。ビオレUVのエアリズムはとにかく焼けたくないという時にぴったり。ボディメインで使用することが多いです。
ヘアオイルはエリップスが便利
国内旅行であれば持参しないことの方が多いですが、海外旅行の場合は硬水の影響で髪の毛が広がってしまったり、乾燥を感じてしまいます。
そんな時にとても便利なのが、エリップスのヘアオイル。元々はバリ島のお土産の定番商品で、髪通りもサラサラになってしっとりしますし日本でもファンが多いんです。
日本にも上陸し、100円ショップやバラエティショップで購入できるようになりました。これなら、宿泊日数分だけを持っていけばOKなので荷物も増えません。
エリップスの中でも「カラーで傷んだ髪用」「黒髪用」「サラサラ髪用」など数種類あって、それぞれヘアケア効果も高いので、旅行中の髪の痛みも安心です。
意外と活躍する美顔器
長期の海外旅行や大事な仕事を控えている出張などの際は、イオン導入機能がある美顔器を持って行くことも多いです。
不規則な生活リズムや慣れない環境、気候の変化で肌荒れを起こすこともありますよね。美容液を持参していても、やはりすぐに効果が出るものではありません。
浸透力を高めて、お守りコスメの効果を最大限発揮させるためにも、大切な予定がある時や海外旅行の際は小さめの美容器具を持って行くのをお勧めします。
今回紹介した「J.E.ME Dia™Cleansing+Device」は洗顔ブラシとイオン導入の機能が1つになったアイテムで、コンパクトなサイズ感なので使いやすくお気に入りです。
数量を減らせるコスメは2way必須!
メイクアップアイテムでもいかに数を減らすかというのはポイントです!
リップとチークに両方使えるアイテムは特に、プチプラコスメでも良く見かけるので、取り入れやすいかと思います。
併用できるコスメの多くはクリームタイプ、もしくはマニキュアのような水っぽいリキッドタイプですが、ミシャのグロウリップブラッシュは水っぽすぎずかといってクリームっぽくもないテクスチャーで、使い勝手が良いです。
水っぽすぎないのでチークとして使ってもベースがヨレたり、濃くつきすぎる心配もありませんし、リップとして使ってもクリームタイプと違ってしっかり発色してくれます。
カラーバリエーションも豊富なので、様々なメイクタイプの方に合うというところも魅力です。
夏場は明るめのピンクカラー、冬場は暗めのくすみローズカラーと、私の場合は季節によって使い分けています。
1つで肌が完成するクッションor BBクリーム
ベースメイクは下地・ファンデーション・パウダーといくつかのアイテムを使用したり、さらに1つあたり大きいサイズのものが多いので、どれだけ数を少なくして美肌に見せるかというのが難易度の高い問題点です。
そこでおすすめなのが、1つで美肌が完成するクッションファンデーションやBBクリーム。
お直しも同じアイテムを使えるので便利ですし、高機能なものが沢山販売されています。
左側キャンディーラボのクッションは、光沢感のあるツヤ肌に見せながら大気汚染などからガードしてくれる機能があります。花粉やPM2.5の値が高い時に使用しましたが、肌への刺激を感じることなく大活躍でした。
右側のクレアスのBBクッションは、名前の通り、BBクリームがクッションタイプになっています。また、ナチュラルコスメブランドなので比較的低刺激ですし、敏感肌の方でも使いやすいところが高ポイント。
サンプルは旅用にストックしておくのがおすすめ
雑誌の付録や化粧品を購入するとサンプルがついてくることも多いですよね。
新製品のお試しとして使いたくなりますが、1種類につき2~3パック入っていることも多いので残りは旅行用にとっておいています。
1泊2日や2泊3日などの短期間の旅行であればサンプルでも十分な量ですし、かさばりがちな基礎化粧品やベースメイクアイテムをこんなにコンパクトにすることができるのでかなり便利!
ただし、いきなり初めてのお試し商品を使用して「旅行中なのに肌に合わなかった」「崩れやすいとは知らなかった」となっては、せっかくの旅の気分も下がってしまいます。
そのため、私は必ず一度自宅で使用してからよかったと思えるものだけを持って行くようにしていますよ。
コンタクトケースが大活躍
気に入った化粧品のサンプルを持っていないという方の方が多いですよね。そんな時に便利なのがコンタクトケースです。
化粧下地とファンデーションを入れておけば、お直しの際にも便利ですし、お気に入りのコスメを小さくして持ち運べるところが何よりも良い。
ケースの種類によっては中身が少し漏れてしまうということも経験しましたが、コンタクトケースをさらに保管するケース付きのものだと、漏れる確率が圧倒的に低いです。
ベーシックなタイプのコンタクトケースしか持っていないという場合は、念のためジップロックなどに入れてポーチの中に入れておくと、万が一漏れた時にポーチの中が汚れずに済みます。
飛行機やホテルの部屋の乾燥から肌を守るスキンケア
続いては機内やホテルの部屋で乾燥から守るためのスキンケアです。
最近では、飛行機も乾燥しにくいタイプの機体ができたり、ホテル内に加湿器が備え付けてあることも増えましたが、私が気をつけているポイントをご紹介します。
リップクリームは濃厚バームタイプを
ポーチの中に入れておくアイテムの中で必需品なのがリップクリームですが、スティックタイプよりも保湿力・維持力ともに高いので、乾燥しやすい機内や旅先へは必ずバームタイプを持って行きます。
普段からリップケアにはこだわりがあって様々な商品を試してきましたが、特にジルスチュアートのリップバームは一番補修効果と潤いが長時間続くのを感じます。手軽さでは負けてしまいますが、唇が乾燥しやすいというという方はスティックタイプよりも断然バームタイプをおすすめします。
ノーメイクの時はシートマスクを活用
長時間飛行機で過ごす場合は、ノーメイクで搭乗するようにしています。
保湿力の高いシートマスクを中盤に行って、潤い補給を怠りません。
化粧水などをケースに入れてミストとして使用するという声もありますが、何度も吹きかければいいという訳ではないんです。吹きかけた化粧水が蒸発する際、肌の上の水分も一緒に奪われてしまうからです。
かといって、短時間の便の場合はメイクをしたまま過ごす方が多いと思うので、その場合は水分を抱え込む機能がある、セラミド入りの化粧水もしくは専用ミストを選ぶのがおすすめです。
日焼け後の応急処置にも使用
ちなみに、100円パックを筆頭とした比較的安価なシートマスクは、日焼け後の応急処置用に使用することが多いです。
海外リゾートや海水浴・キャンプなど、長時間紫外線に当たった日は顔が赤くなっていなくても鎮静させるためにパックを行います。
自分では日焼け防止できたと思っていても、肌には負担がかかっている恐れもあるのでその日のうちに栄養補給しておくのが美肌の秘訣ですよ。
クリームで蒸発を防ぐ
乾燥を感じる際は水分補給をしてから必ずクリームでフタをします。
小さなケースに入れておけば機内でもかさばりません。チューブタイプでない場合は指でそのまま塗ることになってしまうかと思いますが、衛生面を考えて私は必ずスパチュラも一緒に持って行きます。
指に化粧品が残っている場合もありますし、海外だと特に衛生面が気になるという方も多いので、直塗りをしないように工夫してくださいね。
まとめ
参考になる持ち物はありましたか?
私自身旅行が趣味なので国内外問わず様々な土地へ行きますが、肌のコンディションを維持するために、持ち物は最小限にしながらも妥協しません。
これだけ持参するコスメにこだわるようになってからは、旅先で肌の調子が悪くなるということは少なくなりました。
夏休みシーズンで旅行へ行ったり、実家へ帰る方も多いと思うので、ぜひ活用していただければ嬉しいです。