シミを体の中からケアする7つの生活習慣〜化粧品に頼らない美白ケア〜 | りびはだ
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シミを体の中からケアする7つの生活習慣〜化粧品に頼らない美白ケア〜

入浴中の女性

尾崎まり江

こんにちは、神戸でエステサロンを運営、エステティシャン・セラピスト歴20年の尾崎まり江です。

一度できてしまったシミ、レーザーで消してもまた同じ場所にできる、美白化粧品ではなかなか消えてくれない、ということはありませんか?

シミのケアは時間はかかりますが、体の中からのケアも意識することで、肌のターンオーバー機能が働き、シミを排出することができます。

ここでは、化粧品や医療に頼らない美白ケアのための生活習慣をお伝えしています。

https://youtu.be/DrKGt5DIYug

肌のターンオーバー機能について

ターンオーバー

お肌には、「ターンオーバー」という肌細胞の生まれ変わり機能が備わっています。

日々、新しい細胞が生まれ、約2週間かけてお肌の表皮に向かって押し上げられてきます。

そして、お肌のバリア機能として、角質層で約2週間止って肌を守り、その後、古い角質となって剥がれていきます。

肌老化 原因 ターンオーバー

お肌の構造とターンオーバーの仕組み

この機能が正常に働いていれば、メラノサイトで発生してしまったメラニン色素も、古い角質と一緒に剥がれ落ちてくれます。

ターンオーバー機能はなぜ働かなくなるのか?

きちんとターンオーバー機能が働いてくれていれば、誰も「シミ」に悩むことはありませんよね。

では、なぜ正常に働かなくなるのでしょうか?

ターンオーバー機能が低下する原因の一つは「加齢」です。

しかし、加齢だけではなく、20代、30代という若い世代でも起こりうる原因があります。

それが、紫外線や乾燥などのダメージ、ストレス、寝不足、食生活の乱れ、スマホなどのブルーライトなどです。

特に、スマホやパソコンのブルーライトは、今の時代欠かせない存在。10代どころか、その前から使い続けているのも当たり前の時代です。

このブルーライトは、紫外線よりも皮膚の深いところまで到達すると言われています。

紫外線とブルーライト

このような肌へのダメージがあればあるほど、肌の機能が低下していってしまいます。

美白効果を高めるための7つ生活習慣

30代~の美白美容液

美白ケアは、化粧品だけに頼っていても効果がなかなか出ません。

毎日の習慣を見直すことで、体の中からもケアしていきましょう。

①質の良い睡眠を取る

質の良い睡眠

以前は、お肌のゴールデンタイム22時〜2時の間に成長ホルモンが分泌されて、肌の生まれ変わりをサポートしてくれるため、この時間までには寝ましょう、と言われてきましたが、最近は、寝る時間とは関係ないことが分かっています。

睡眠は、深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を約90分周期で繰り返しています。

成長ホルモンは、眠りに入った後、約30分〜1時間後にやってくるノンレム睡眠の中で、特に深い眠りに入った時に多く分泌されるそうです。

そのため、ストレスなどで、何時間経っても眠りが浅いまま朝を迎えると、成長ホルモンがあまり分泌されることがないので、ターンオーバーが働きにくくなります。

寝る直前までテレビやスマホ、パソコンを見ているのも、質の良い睡眠の妨げになります。

②抗酸化作用のある物質を含む食品を採る

ポリフェノールで美白ケア

お肌は食べるものからできていると言われるほど重要です。

野菜はビタミンなどの栄養素が豊富で、抗酸化作用のあるものも多く、美白ケアには欠かせません。

色のついた野菜、かぼちゃやトマト、人参などは特に栄養素が豊富に含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。

また、人参に含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれますし、かぼちゃに含まれるビタミンEは、エイジングケア効果が高いため、美肌作りにはおすすめの野菜です。

生野菜、温野菜どちらかに偏るのではなく、バランスよく食べることもおすすめです。

③腸内環境を整える

腸内環境、美白ケア

腸内の汚れは、肌のくすみや肌荒れの原因になります。

お肌がきれいな人は、腸内も弾力のあるピンクがかった腸壁をしているほど、腸内環境はお肌に影響しやすいのです。

乳酸菌、食物繊維をバランスよく摂り、腸内環境のバランスを整えましょう。

④適度な運動で新陳代謝を高める

美白ケア、運動

肌の細胞はターンオーバーを繰り返して、古い細胞は皮膚表面で「古い角質」となって剥がれ落ちます。このターンオーバーは年齢とともに遅くなり、年齢×1.5倍の日数がかかると言われています。

適度な運動をし、筋力を高めることで、血行が促進されて新陳代謝が促進されます。美肌のためにも、適度な運動を取り入れましょう。

また、運動後にも成長ホルモンが分泌されると言われているので、それを考えても、適度な運動は取り入れたいですね。

⑤酵素を摂取する

美白ケア、酵素

酵素は、体内で消化や代謝、分解に使われています。

酵素が不足すると、代謝にまで酵素が回らなくなるため、太りやすくなったり、肌のターンオーバー機能が滞ります。

酵素は、70度以上で死んでしまうため、生野菜や果物、生卵などもバランスよく摂る必要があります。

酵素ドリンクで酵素を補給するのもおすすめです。

⑥タンパク質・ビタミンCを摂る

タンパク質

筋肉が不足すると、血液循環も悪くなり、新陳代謝が低下します。筋肉の材料となるタンパク質を積極的に摂取しましょう。

また、肌のハリや弾力を保つコラーゲンの生成にビタミンCは欠かせません。ただ、ビタミンCは、すぐに尿と一緒に排出されやすいので、こまめに摂取しましょう。

サプリなどで補うのも良いでしょう。

⑦入浴で体を温めて代謝をアップ

入浴する女性、インバスケアでボディケア

冷えは血液循環が悪く、肌くすみの原因となります。また、新陳代謝も悪くなり、肌のターンオーバーがスムーズにされなくなり、メラニン色素は肌に残ってしまいます。

毎日の入浴は、血行が促進され、汗をかくことで老廃物も排出されて、新陳代謝が高まります。

一人暮らしの女性は、シャワーで済ませがちですが、毎日の入浴の習慣をつけるようにしましょう。

まとめ

白く透明感のある肌は、年齢を感じさせず若々しく見られます。

化粧品を使っても意味がないと、美白化粧品の見直しをする前に、生活習慣の見直しもしてみませんか?

体の中からのケアで、お肌の透明感に差が出てくるはずです。

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