尾崎まり江
今回ご紹介するのは、手持ちコスメで保湿パック効果を得られる使い方です。
この記事はこんなあなたにおすすめ!
- 保湿化粧品を使ってもすぐに乾燥してしまう
- 保湿パックを探しているけど肌に合うか心配で購入に至ってない
- 肌がカサカサ乾燥肌でメイクのりが悪い
と、乾燥肌が悩み、保湿パックを探しているという方に、手持ちのクリームや化粧水で保湿パック効果を実感できる使い方をご紹介してきます!
保湿パックを買おうと思っていた方は必見です♪
化粧水を使った保湿パック
最近は、大容量のプチプラ化粧水もあるので、たっぷり惜しみなく使って、保湿パックを手作りしましょう。
シートマスクやコットンを使って保湿パック
市販のシートマスクもありますが、敏感肌でいろいろなコスメを使うのに抵抗があるという方は、普段使っている肌に合った化粧水で保湿パックを作る方が安心です。
無印良品で販売されている「ローションシート」なら、
手持ちの化粧水を含ませるだけで、
シートマスクのできあがり!
部分用もあるので、乾燥しやすい目元や口元だけのケアにもおすすめです。
また、3~4枚のコットンに化粧水を含ませて、薄くはがして、額、頬、鼻、口周りに貼り付けていく方法もあります。
化粧水を使ったシートマスクで注意が必要なのは、置く時間。コットンやシートが乾燥してしまうと、せっかく補給したお肌の水分も一緒に蒸発してしまいます。
おすすめ時間は、3~5分ほど。それ以上、時間を置く場合は、ラップで覆って、水分が蒸発しないようにして、10~15分程度おきましょう。
《シートマスクを使った保湿パックに適している化粧水》
シートやコットンにしみ込みやすいテクスチャー、さらりとしたタイプの化粧水がおすすめです。とろみのある化粧水の場合、量が必要になることもあり、コスパが悪くなります。
もし、とろみのある化粧水しかないという場合は、精製水やミネラルウォーターであらかじめシートやコットンを濡らして、とろみのある化粧水を使うと量が少なくて済みます。
おすすめはさらりとしたテクスチャーの化粧水で、シートまたはコットンでパックをし、お好みのとろみのある化粧水は、パック後に重ね付けする方法です。
水分を補給して柔らかくなった肌に、とろみのある化粧水もなじみやすくなります♪
クリームを使った保湿パック
保湿クリームを塗って、ハンドプレスしてなじませる、乾燥が気になる部分は重ね付けと、普段のスキンケアだけでなく、スペシャルケアで乾燥肌対策!
・保湿クリームをたっぷり顔全体にどか塗り
いつもよりたっぷりの保湿クリームを使います。肌の上に残るくらい。
マッサージしてもいいですし、塗るだけでもOK。いつも使っている保湿クリームなら、目の周りにも塗ることができます。ただ、目の中に入らないよう、気を付けましょう。
たっぷり保湿クリームを塗った状態で、5~10分ほど置きます。その後、ハンドプレスでなじませてもいいですが、蒸しタオルを顔全体に当てて拭き取ると、血行もよくなって、ふっくらモチモチ肌に!
・乾燥が気になるところだけ部分パック
部分的なクリームパックは、忙しい朝のメイク前などにおすすめ。
目もとや口元など、乾燥が気になる部分に、いつもより多めに、こんもりと保湿クリームを塗布。5分ほど置いたら、指先でトントンとなじませます。
美容オイルを使った保湿パック
美容オイルは、保湿パックにも使えるし、化粧水や乳液、ファンデーションにちょい足しするだけで保湿力が上がるので、1本は常備しておきたいアイテムです。
・湯舟の中で美容オイルを塗ってスチームパック
湯舟に浸かりながら、美容オイルを多めに手に取ります。スポイトタイプなら10滴くらい。
洗顔後の肌全体に塗って、湯舟に浸かってるだけ。浴室の蒸気がスチームの代わりになって、毛穴を開いて、毛穴の汚れを排出したり、皮脂の分泌を促すなどの効果が!
マッサージすると、血行が促進されるので、より効果的!首筋やデコルテもほぐすと、リンパの流れも良くなります。
5~10分後、軽く洗い流すだけでOKです。
・美容オイル+蒸しタオル
お風呂に入らないという方は、蒸しタオルがおすすめ。
洗顔後の肌に、美容オイルを多めに塗布。そのまま5~10分置いて、電子レンジで作った蒸しタオルを顔全体を包み込みます。
蒸しタオルで顔を包み込んだまま、目の周りや小鼻の横、頬骨の下のツボなどを押すと、リラックス&血行促進効果も得られます。
軽く拭き取って、いつものスキンケアで保湿します。
パック機能もあるオールインワンゲルで保湿パック
パック機能も付いているオールインワンゲルなら、保湿クリームと同じように、どか塗りしてなじませたり、蒸しタオルで顔全体を包み込むのもおすすめ。
夜なら、多めに塗って寝るとスリーピングパックの効果も得られます。
1つで化粧水、美容液など、多機能なオールインワンゲルですが、乾燥が気になる場合は、1つで対処しようとせず、化粧水も併用する方がおすすめです。
乾燥肌のケアにおすすめの保湿成分
- カサカサの粉ふき乾燥肌
- 赤くなったり痒くなるなど、肌トラブルが多い
- 洗顔後は肌が突っ張って痛いくらい
このような状態の乾燥肌の方は、保湿効果の高い成分を配合した保湿化粧品を選ぶようにしましょう。
・ヒト型セラミド
お肌の角層にもともと存在しているセラミドは、不足すると、肌が乾燥しやすく、ほこりや花粉、環境汚染などの外部刺激のダメージも受けやすくなります。
乾燥に加え、肌トラブルを起こしやすい場合は、セラミド配合の保湿化粧品がおすすめです。
特に、ヒト型セラミドは、肌に存在するセラミドと同じ構造で作られているため、肌になじみやすく、高い保湿効果に期待できます。また、自分の肌でセラミドを作り出す量が増やせるライスパワー№11などの成分もおすすめです。
・アミノ酸
セラミドと同じく、角層に存在する天然保湿因子(NMF)は、潤う肌に欠かせない存在です。その天然保湿因子(NMF)の主成分がアミノ酸なのです。
プロリン、アルギニン、アラニン、セリン、グリシンなど、アミノ酸の名前が表示成分名に記載されています。
また、アミノ酸を豊富に含有している成分の保湿化粧品もおすすめ。日本の発酵技術が生んだお米が主成分だったり、今注目の卵殻膜などがそれにあたります。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
今回は、手持ちの化粧品を使った保湿パックの方法をご紹介しました。
パックは、なかなかサンプルもないので、お肌に合うか心配という方には、いきなり購入するのは不安ですが、手持ちコスメで対応できれば、すでに肌に合ったものを使えるので安心!
カサカサ乾燥肌がひどいときは、スペシャルなケアとして、いつもよりたっぷり使って、保湿ケアしてみてくださいね。