紫外線が気になる季節に突入し、日焼け止めは必須アイテム。しかし、使用感や化粧崩れが気になる・肌荒れを起こしてしまうということで、日焼け止めが苦手な方も多いのではないでしょうか。
そんな方にぴったりなのが、化粧下地として使える日焼け止めや日焼け止め乳液です。下地としても使用することができるので、時短にも繋がりますよね。
今回はコスメコンシェルジュの美容ライターが選ぶおすすめアイテム6種を詳しくご紹介します。
この記事はこんなあなたにおすすめ！
- 日焼け止めが苦手
- 化粧下地の美肌効果と紫外線カットを同時に叶えたい
- 時短できる日焼け止め下地が気になる
日焼け止めが苦手な方でなくても、「使用アイテムを減らしたい」という場合や「ちょっと外へ出る時に軽く使いたい」という方にもオススメな商品が多いです。
今回は有名アイテムから韓国コスメ、珍しい形状のアイテムがあるので、知らなかったというコスメに出会っていただければ嬉しいです?
化粧下地効果のある日焼け止めを選ぶ理由は？
肌に刺激を与えるものの中でも一番悪影響をもたらすと言われているのが紫外線です。そのため、紫外線カットアイテムはこだわりながらも毎日使用したいところ。
しかし、私自身も市販の日焼け止めを顔に塗るとすぐに肌荒れを起こしてしまうので、どうすれば良いのか困っていました。
日中外に出ている日や照り返しの強い海辺にいるときは、もちろん必ず日焼け防止に特化したアイテムを使用しますが、デイリーメイクは肌への負担を最小限にしたい……。
そんな時、化粧下地で紫外線防御指数の高いものは肌が荒れにくいということに気づいたんです。商品の水分・油分の配合バランスも関係しているかと思いますが、スキンケア効果を重視した商品も多いからだと考えています。
最近では、紫外線カットしながらメイクアップ効果が優秀な商品もかなり増えているので、1つで済ませることができるのも嬉しいポイントです。
日焼け止めだけにあまりお金をかけたくないという方も多いですが、化粧下地としても使用できるのなら、少し高くても購入したいと思える人が増えるのではないでしょうか。
2019年夏の日焼け止め プロが選んだおすすめ8選で紫外線対策おすすめ日焼け止め下地6選
エリクシールルフレ：バランシング おしろいミルク
大人気エリクシールのバランシングシリーズから登場して、昨年から人気なのがこちらの朝用乳液です。
バランシングシリーズの水分・油分バランスを整えてくれる効果はそのままで、テカリ・毛穴を自然にカバーする「おしろい効果」が加わっています。
そのため、日焼け防止だけでなく、夏場の崩れやヨレ対策にもぴったりです。
名前の通り、スキンケアの仕上げに乳液として使用するので楽ちん。
このまま日焼け止めや化粧下地を塗らずにファンデーションをつけてもOKです。
また、クレンジングを使わずに洗顔料で落とすことができます。
はじめはクリームに近いようなテクスチャーですが、触れると水っぽくなっていきます。
ジェルタイプの日焼け止めのようなみずみずしさはありませんが、べたつく感じや日焼け止め特有の膜を張ったような不快感もありません。
テカリを防ぐ商品なので、伸ばした後は表面がさらさらになります。
毛穴を目立ちにくくする効果はありますが、色味やパール感などは一切無いので、色味補正の効果はありません。くすみや赤み、シミやニキビ痕などの隠したい箇所がある場合は部分的にコンシーラーやコントロールカラーを併用することをおすすめします。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 30g ￥1,800(税抜)
ALBION：ホワイトフィラークリエイター
こちらは私も昨年から愛用しているアイテムで、今回紹介する商品の中で唯一の薬用化粧品。美白有効成分の「トラネキサム酸*」が配合されています。紫外線防御指数は低めですが、日常の移動には十分有効な数値なので安心してください。
*メラニンの生成を抑えて日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ
ファンデーションの美しい仕上がりをサポートするメイクアップベースで、肌色補正効果と毛穴の凹凸を埋めて滑らかにする効果があります。
水っぽすぎず、クリームほど硬くも無いちょうど中間といったテクスチャー。
ベーシックなメイク下地の塗り心地ですが、密着力は高く綺麗にフィットしてくれます。
伸ばしてもしっかりとピンクのニュアンスが残るので、くすみが気になるかたや肌を明るく華やかに見せたい方には特におすすめです。
さらに、ほんのりパール感のある艶っぽい仕上がりになるので、自然でイキイキとしたお肌に仕上がります。
ただし、崩れにくさに特化した商品では無いので、汗をたくさんかくシーンなどではあまり使わないようにしています。
点線より右側に塗布
写真で比べてみても、こちらのベースを塗っている右側の方がほんのり華やかに明るく見えます。
私は普段グリーンのコントロールカラーを使用しており、赤みが気になる日もあるのですが、特にピンクカラーが合わないと感じることはなく、気になりません。むしろ、肌色を均一にしてくれるところと、美肌に見せてくれる効果が高いので、気に入って使用しています。紫外線防御指数が低いということもあり、私の場合肌への負担を一番感じにくい商品です。
商品情報
- 医薬部外品 SPF35/PA+++ 30g ￥3,000(税抜)
espoir：ウォータースプラッシュサンクリーム
こちらは韓国のコスメブランドの商品です。
サンクリームという名前の通り基本的な日焼け止めですが、艶っぽく発光するその仕上がりが化粧下地顔負けなので私はベースとしても使用しています。
水分と保湿成分を60%以上含有させており、保湿力とみずみずしいテクスチャーが人気のアイテムです。オイルコントロール効果に加え、日焼けでダメージを受けたお肌を鎮静させる効果も謳っています。
みずみずしく伸びの良いテクスチャー。最近主流のジェルタイプの日焼け止めが好きな方には好まれそうな質感です。ほんのりピンクっぽいカラーですが、伸ばすとほとんど色味はなくなり透明っぽく広がります。
何よりもこの商品の特徴は、日焼け止めとは思えないほどのツヤ感。ツヤ肌に仕上げるパール系の化粧下地も顔負けの光沢感を出してくれます。
日焼け止めを塗ると乾燥して見えるという方は、ノーメイクの日もこちらを使用することで潤った肌に見せる事ができますよ。
点線より右側に塗布
商品情報
- SPF50+/PA+++ 150ml 約￥2,000(税抜) ※通販サイトの価格参照
LEADERS：サンバディーウォーターフィットサンクッション
韓国コスメでマスクパックが有名なLEADERSのサンクッション。こちらのブランドはドクターズコスメに分類されます。
日本ではまだ主流ではありませんが、韓国では日焼け止めもクッションタイプがたくさん販売されており人気です。
細かいメッシュタイプのクッションにたっぷり日焼け止めが含まれており、クッションファンデーション同様、スタンプを押すようなイメージで顔全体に伸ばしていきます。
日焼け止め効果はもちろんですが、高保湿でしっとりするように作られており、収れん作用のある成分も配合されているそうです。ドクターズコスメだということもあって、敏感肌の方でも使えるよう比較的低刺激処方で作られています。
クッションに日焼け止めがたっぷり含まれているので、肌にもたっぷりつくのかなと思っていましたが、適量がパフに含まれて意外と薄付きです。クッション部分だけを見ると真っ白ですが、肌につけるとほんのり白のヴェールがかかったように発色しました。
はっきりとBefore→Afterが写真に写るほどの差は出ませんが、顔に塗ると明らかにトーンアップして見え、肌が明るく均一に仕上がるのを実感できます。
マイルドなトーンアップクリーム感覚で使用するのもおすすめですし、ノーメイクの日にこれだけつけても綺麗な素肌を演出してくれますよ。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 150ml ￥2,500(税抜) ※通販サイト価格参照
LANCOME：UVエクスペール BB n
日焼け止め兼下地といえばベストセラーのこちら。使用している人も多い商品ですよね。
日焼け止め効果はもちろん、潤いが持続する設計に加えて化粧下地としての効果も評判が良いです。商品ジャンルは日焼け止め乳液に分類されているので、スキンケア仕上げに使用するだけでもベースメイクがほとんど仕上がり、優秀です。
トーンアップやブルーライトカット、みずみずしいアクアなどタイプも沢山展開されていますが、一番の王道が今回ご紹介するBBです。
伸びも良くつけ心地や見た目の色味は通常のBBクリームとほとんど同じように感じます。
BBクリームというと、ほとんどファンデーションのような仕上がりに近いですが、こちらは結構薄づき。カバー力の高いBBクリームを想像している方には少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
とはいえ、きちんとカバーする役割は果たしてくれるので、手元に塗ってみても血管が隠れたのが分かります。乾燥を感じにくく、ほんのりツヤ感が出るところも魅力ですよ。
素肌っぽい仕上がりをキープしつつ、気になる肌のアラは隠してくれるので、ナチュラルメイクにはもってこいですし、化粧下地として、ファンデーションとしても活用できる万能アイテムです。
点線より右側に塗布
商品情報
- SPF50+/PA++++ 30ml ￥5,800(税抜)
GIVENCHY：ブラン ディヴァン UV シールド
こちらも日焼け止め乳液ですが、美容部員さんにオススメの化粧下地として紹介されたのがきっかけで使用するようになりました。珍しいラベンダーカラーで、透明感と明るいお肌に導きます。ベタつかずにマットに仕上がり、水や汗にも強い処方です。
写真で見るとピンクのように見えますが、ほんのりラベンダーを感じる発色で、伸ばしていってもそのニュアンスは残ってくれます。肌のくすみを払拭しつつ、透明感のあるお肌に仕上がるので色味補正効果はバッチリ。密着力も高いです。
皮脂抑制タイプの下地やパウダーを塗った時のような仕上がりではなく、さらっとするという意味でのマットなので、マットなベースメイクアイテムが苦手という方でも取り入れやすいかと思います。光の力で艶っぽく見せる立体感が備わっているので、のっぺりとした感じにもならず安心ですよ。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 30ml ￥6,000(税抜)
まとめ
今回はシンプルな日焼け止めではなく、化粧下地としても使用できる紫外線カットコスメを紹介しました。
日焼け対策コスメは試行錯誤している方が多いと思いますが、今回ご紹介した6つのコスメは実際に私も使用しており、良い評判も耳にする事が多い商品です。
新しいアイテムを購入しようと思っている方は、ぜひ商品選びの参考にしてくださいね。
一緒に、美肌に見せながら紫外線防止をしていきましょう！
