尾崎まり江
大自然が広がるオーストラリアは、オーガニックの先進国と言われています。
ナチュラル&健康志向の方が多く、オーガニック食品が人気なのはもちろん、オーガニックコスメブランドも豊富です。
ドラッグストアで気軽に購入できるオーガニックコスメもあるんです。
オーガニック認定機関「Australia Certified Organic(ACO)」
「Australia Certified Organic(ACO)」は、2001年に発足したオーストラリアの認定機関です。オーガニック認証の質を保証する「IFOAM」にも加盟しています。
「Australia Certified Organic(ACO)」は、オーストラリア国内で製造されているオーガニック製品が「オーガニック」であることの認証をおこなっている機関です。
この認証は、有機農産物の安全性証明となります。
日本のJAS有機規格は、ACO基準に遷守して対応していたり、オーストラリアやヨーロッパ、アメリカ、スイス、イギリスでのオーガニックビジネスを認定する許可も与えられています。
ACOの認証を受けるには、厳しい認定基準をクリアしなければなりません。
厳しい認定基準(一部)
- 最低3年以上は農薬を使っていない農場であること
- 農薬を使っていない
- 化学肥料を使っていない
- 肥料を使う場合は有機肥料のみを使用
- 栽培することによって環境を破壊しない
などの基準が設けられています。
お土産にもなる!オーストラリアのオーガニックコスメブランド11選
それでは、オーストラリアのオーガニックコスメブランドをご紹介!
日本の百貨店や免税店でも購入できるものから現地のドラッグストアで購入できるものまで厳選しました。
①ジュリーク(Jurlique)
オーガニックメニューが食べられるカフェやレストラン、地元の肉や野菜を取り扱うグロッサリーが多く、10人に1人がベジタリアンというオーストラリアのアデレード。
ジュリークは、このアデレードで誕生したオーガニックコスメブランドです。まだオーガニックが今のように知られていない1980年代に創業しています。
現在では、空港の免税店や日本の百貨店でも置かれていて、店舗によっては、エステルームも設けられています。
②バネッサミーガン(Vanessa Megan)
創始者であるバネッサ・グレイが2001年~本当に安全で体や肌に害のない優れた化粧品を見出すためにと開発をスタートして誕生したのが、バネッサミーガン オーガニックスキンケア。
完成するとすぐ、地元のマーケットやオーガニックショップで販売が始まると、すぐに多くの方に共感を得、9ヵ月後にはオーストラリア全土に広まったブランドです。
日本には、2014年に初めて上陸しました。アロマの香りも特長で、スキンケアが癒しの時間になります。
③スキン(Sukin)
オーストラリアのドラッグストアで購入できるうえに、お手頃価格でお土産にもおすすめのオーガニックコスメブランド スキン(Sukin)。
スキンケア~ヘアケアアイテムまでそろっていて、種類も豊富なので、肌の状態や目的に合わせて選ぶことができます。
もちろん100%天然素材で、人工的な成分、化学成分は不使用です。
ニュージーランドから直輸入できるショッピングサイトで購入できます。
④パーフェクト・ポーション(Perfect Potion)
画像出典:https://www.perfectpotion.co.jp/shopdetail/000000000775/outdoor_series/page1/order/
創始者サルバトーレ。バタリア氏が、アロマ製品を自宅のキッチンで手作りしたところから始まり、1991年ブリスベンに第1号店がオープンしたオーガニックコスメブランド パーフェクト・ポーション(Perfect Potion)。
ナチュラルスキンケアも人気商品ですが、特に人気なのが「アウトドアシリーズ」。
シトロネラやペパーミント、ユーカリ、ティートゥリー、ニアウリ、などの天然のエッセンシャルオイルを使用しているので、敏感肌の方、子供さんにも安心して使うことができます。
アウトドア後のアフターケア商品も充実しています。
⑤ナチュラル インスティンクト(Natural Instinct)
画像出典:https://careela.com.au/brand/natural-instinct/
強い洗浄剤、香料、防腐剤などの化学成分を一切使ってない、オーガニックコスメブランド ナチュラル インスティンクト(Natural Instinct)。
人気の日焼け止めは、ミツロウを使用していて、耐水性が3時間もあるため、海やプールなどのレジャーにもおすすめです。
⑥ナティオ(NATIO)
画像出典:https://careela.com.au/brand/natio/
2016年、オーストラリアのベスト美容ブランドにも選ばれている、現地の人からも人気のオーガニックコスメブランド ナティオ(NATIO)。
オーストラリアの大手百貨店でも取り扱っています。
紫外線が強く、空気の乾燥しているオーストラリアの気候から肌を守ってくれるナティオ(NATIO)は、最高品質の天然成分と天然100%のエッセンシャルオイルがブレンドされています。
オーストラリアから直送できる通販サイトがあります。
⑦コラ・オーガニックス(Kora Organics)
画像出典:https://item.rakuten.co.jp/koraorganics/c/
創設者が国際的に活躍しているモデル、ミランダカーのオーガニックコスメブランド、コラ・オーガニックス。
2006年から開発が始まり、2009年にオーストラリアの大手デパートで独占的に販売が開始。それ以降、オーストラリア全土で200店舗以上、2017年にはアメリカ進出、300店舗を超えています。
オーガニック認証、ナチュラル認証を取得した受賞歴もあり。
⑧エイキン(A’kin)
画像出典:https://naturalcosme.jp/fs/ncosme/oil/rosehip-oil100
オーストラリアのドラッグストアで購入できるブランド、エイキン(A’kin)は、純オーストラリア製。
ビーガンやハラルにも対応していたり、リサイクル容器を使用するなど、肌と環境への優しさも考慮されています。
100%認定のオーガニック ローズヒップオイルをはじめ、スキンケア商品を多数取り扱っています。
⑨ルーカスポーポー・オイントメント(Lucas’Papaw Ointment)
画像出典:https://careela.com.au/brand/lucas/
オーストラリアでは、幅広く愛用されているお肌の万能軟膏、ルーカスポーポークリーム。
オーストラリアのパパイアから作られている天然成分のクリームで、パパイヤに含まれるパパイン酵素に消毒作用があり、あらゆる肌トラブルに使われています。
天然成分なので、肌に優しいのはもちろん、赤ちゃんの肌にも使うことができます。
⑩ザ・ホホバ・カンパニー(The Jojoba Company)
画像出典:https://careela.com.au/brand/jojoba-company/
オーストラリア産のゴールデンホホバオイルを主成分とし、天然の美容成分を配合した美容オイルが人気。
現地の人は、日焼け後のケアにホホバオイルを使っているというほど、オーストラリアではよく愛用されていて、ドラッグストアでも手に入ります。
お土産にもおすすめです。
⑪ムーグー(MooGoo)
画像出典:https://careela.com.au/brand/moogoo/
2005年創業、オーストラリアパースの酪農場生まれのスキンケアブランドです。
創業者の母親がミルク搾乳のために使っていた、牛の乳房ケア用クリーム(ホワイトペースト)を自分自身の肌トラブルのケアにも使っていたことから開発されたというブランドです。
乳房ケア用のクリームは、乳房を柔らかく滑らかな状態をキープし、乾燥やひび割れを起こさなかったそう。
ただ、濃厚で重く、べたつきやすいテクスチャーだったため、人の肌にも使いやすいよう、濃厚でありながら、軽い付け心地とべたつかないクリームに改良されています。
現在では、敏感肌やアトピー肌など、肌トラブルに悩む方にも使えるよう、40種類以上もの製品が開発されています。
まとめ
今回は、オーストラリア発のオーガニックコスメをご紹介しました。
日本で購入できるブランドもありますが、現地のドラッグストアで気軽に購入できるものもあるので、お土産に購入するのもありですね。
現地での紫外線対策や日焼け後のお手入れにもおすすめです。
その土地の肌ダメージは、その土地の植物がいいともいわれています。ぜひ、旅行やお仕事で行かれた際は、まずはドラッグストアにて、オーストラリアのオーガニックコスメをゲットしておくといいでしょう。