尾崎まり江
今回ご紹介するのは、メイクでも隠すのは難しい「赤ら顔」をケアしてくれる化粧水です。
この記事はこんなあなたにおすすめです!
- メイクで隠しきれない頬や鼻の赤み
- 気温に関係なく、いつも顔が赤いので恥ずかしい
- 赤みがひどいうえに敏感肌で肌に合う化粧品がない
女性にとってメイクで隠せない、キレイにチークが乗らないなど、赤ら顔の悩みは深刻です。皮膚科の薬で一時的によくなったように見えても、また同じ症状が繰り返されるという方も多いでしょう。
ここでは、赤ら顔の原因とともに、自宅でケアできるおすすめの化粧水をご紹介していきたいと思います。
あなたの「赤ら顔」「肌の赤み」の考えられる原因とは?
赤ら顔や肌の赤みの原因は、さまざまで、原因によって、アプローチも異なります。
そのため、あなたの「赤ら顔」「肌の赤み」の原因が何かを知っておくことは、今後のケアのためにも重要です。
①ニキビやアトピーの炎症による赤み
ニキビができたり、アトピー性皮膚炎による「炎症」が原因の皮膚の赤み。
「炎症」が起きている肌内部では、花粉やほこりなどのアレルゲンといった「外部刺激」や増殖したアクネ菌と白血球が戦って、皮膚細胞にダメージを受けないように頑張ってくれています。そのため、その部分に血液が集まるため、皮膚が赤くなってしまいます。
②ニキビ跡による赤み
ニキビが治っても、赤みが引かないと悩んでいる方もいらっしゃると思います。
ニキビの炎症による皮膚の組織のダメージが大きい場合、その損傷した組織を修復しようと血液が集中してしまいます。その赤い色素がニキビ跡の赤みの原因です。
繰り返しニキビができ、そのたびに赤みが残ってしまうという肌は、長期間にわたって、赤ら顔に悩むことになります。
③自律神経の乱れや気温差による毛細血管の拡張
本来は、皮膚の上からは見えない「毛細血管」。この毛細血管は、通常、拡張と収縮を繰り返していて、血管の中を流れる血液の量や速度を調整しています。
しかし、毛細血管が拡張された状態のままになると、血液量が増えて、血流が滞ってしまいます。皮膚が赤く見えるのは、血管の中に滞った血液の色です。
毛細血管が拡張されたままになる原因は、まだはっきり分かりませんが、自律神経の乱れによって、毛細血管が収縮・拡張がコントロールできない、気温差によって毛細血管の収縮がスムーズにできず、うっ血するなどが考えられています。
④皮膚が薄い
毛細血管は、皮膚の真皮層というところに張り巡らされています。真皮層の上には、さらに4つの層から構成される「表皮」があり、肌表面から毛細血管は見えません。
しかし、表皮が薄くなっている場合、皮膚の赤みの原因となります。生まれつき表皮が薄いという場合もありますが、ピーリング剤などでの角質ケアをしすぎたり、洗浄力の強い洗顔料での洗いすぎなど、間違ったスキンケアで薄くなっている場合もあります。
表皮が薄いということは、表皮の一番外側の「角質層」が薄くなっているため、バリア機能や保水機能が正常に働いていない可能性もあります。そのため、肌が外部刺激などのダメージを受けやすくなる敏感肌になっていることも多いでしょう。
⑤酒さ(しゅさ)
「酒さ(しゅさ)」とは、血管が拡張したままになるという病気の一種です。顔の頬、鼻、あごのあたりに症状が出やすく、初期症状は、ほてりや赤みを繰り返すのが特徴です。
ひどくなるにしたがって、ヒリヒリとした刺激を感じる、ニキビに似た発疹が出る、鼻が赤く腫れる、ニキビのようなしこりができるなどの症状が出ます。
「酒さ」は、皮膚科での治療がおすすめで、症状に合わせて、外用薬、内服薬が処方されます。拡張してしまった血管をレーザーやフォトフェイシャルで収縮させるという治療法もあります。
赤ら顔や肌の赤みをケアするのに必要な成分とは?
赤ら顔や肌の赤みを薬を使わずに、自宅でケアするために化粧品を選ぶとき、どんな成分が配合されていればいいのか?赤ら顔や赤みを伴う肌に必要な成分を解説いしていきます。
・セラミド
お肌の表皮の一番外側にある「角質層」は、外部刺激から肌を守る「バリア機能」、肌内部の水分を蒸散させない「保水機能」を担っています。
角質層は、細胞間脂質と天然保湿因子から成り立っていて、これらが交互に重なり合う「ラメラ構造」で存在しています。
セラミドは、角質層内の細胞間脂質の主成分で、全体の50%以上を占めている成分です。皮膚が薄い、肌が外部刺激に弱く、ヒリヒリしやすいという特徴の赤ら顔の場合、このセラミド配合のスキンケアを使うことで、角質層の強化が期待できます。
・セラミド生成を促す漢方生薬
本来セラミドは、自分の肌で作り出すことができます。しかし、年齢とともに、セラミドの生成量は低下。若くても、睡眠不足、ストレスなどによって、セラミドが生成されにくく、不足することもあります。
セラミドそのものを補給するのもおすすめですが、セラミドの生成量を促す漢方生薬を使うことで、自分のお肌でセラミドを生成できるようになることが期待できます。
セラミド生成を促すことが研究結果で分かっている漢方生薬には、甘草(かんぞう)、苦参(くじん)、当帰(とうき)、ヨクイニンなどがあります。
・ビタミンK
自律神経の乱れや気温差が原因で、毛細血管が拡張されたままになり、血液量が増えて、血流が滞ってしまうことで、赤ら顔になっているという場合は、ビタミンK配合の化粧品がおすすめです。
ビタミンKには、「血管に詰まった栓を取り除き、血液の流れをスムーズにさせる」という働きがあります。
・グリチルリチン酸
炎症を鎮めてくれる働きがある「グリチルリチン酸」。ニキビや肌荒れなどの炎症による「赤ら顔」のケアにおすすめです。繰り返しニキビができやすい肌で、ニキビ跡の赤みが気になる方のケアにも効果的。
自宅で赤ら顔をケアできるおすすめの化粧水7選
セラミド、セラミド生成を促す漢方生薬、血流を促すビタミンK、炎症を抑えるグリチルリチン酸など、赤ら顔のケアに推奨できる成分を配合した化粧水をまとめました。どんな赤ら顔におすすめかも記載していますので、選ぶときの参考にしてくださいね。
1位:白漢 しろ彩 和漢化粧水
《白漢 しろ彩 和漢化粧水 おすすめポイント》
医学誌にも掲載され、医師の91.8%が使い続けたいと回答した、赤ら顔をケアする化粧水です。セラミド生成を促す甘草(カンゾウ)をはじめ、巡りをよくしたり、保湿効果にも期待できる4種類の和漢植物エキスを配合。
また、コラーゲン生成をサポートする高浸透型ビタミンC誘導体、角質層を強化するセラミド、肌の保護力を高めるヒアルロン酸、コラーゲンを、お肌と同じラメラ構造で配合。そのため、肌になじみやすい特長があります。
もちろん、刺激となる成分、アルコールやパラベン、フェノキシエタノール、鉱物油などは一切使用していません。低刺激試験でも高評価が付けられています。
《みんなの口コミ》
- レーザー治療をしたり、化粧品を変えたりしたけどよくならず、あきらめていましたが、しろ彩は頬や鼻の周りの赤みが減ったかもと実感できました。
- 顔がいつも赤いのが気になって使い始めました。まだ2週間ほどなので、赤みへの効果は分かりませんが、使用感はすごく気に入っています。
- 赤ら顔で何年も悩んでいて、皮膚科でレーザー治療もしましたが、効果がありませんでした。しろ彩は1ヵ月ほどはあまり変化はなかったのですが、2ヵ月くらいマラ、赤みが少しずつ目立たなくなってきた気がします。
《白漢 しろ彩 和漢化粧水 商品&通販情報》
- 赤ら顔におすすめ成分:甘草(カンゾウ)、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン
- こんな赤ら顔におすすめ:皮膚が薄い、肌荒れによる炎症
- 内容量:100ml
- 通常価格:5,600円(税別)+送料600円
- 定期購入:20%OFF→4,480円(税別)&送料無料
- 初回購入:20%OFF→4,480円(税別)&送料無料、30日間返金保証付き ※いつでも解約・休止OK
2位:赤ら顔専用化粧水 ピオリナ
《赤ら顔専用化粧水 ピオリナ おすすめポイント》
赤ら顔に悩む1,000人のモニターテストで大好評だった、赤ら顔専用の化粧水です。
肌荒れの赤み、毛細血管拡張による赤みの根本的原因にアプローチする複数の漢方成分を厳選して配合。さらに、敏感肌で皮膚が薄い肌に不足しているセラミドやヒアルロン酸配合で、肌本来のバリア機能も高めます。
《みんなの口コミ》
- 敏感肌の私でも、刺激はなく使えました。季節の変わり目にいつも肌荒れを起こしていたのに、ピオリナを使い始めてからなくなりました。顔の赤みも少しずつ解消されています。
- いつもどこかに赤いニキビができているのが当たり前です。ピオリナを使い始めて、1ヵ月ほどで良くなっているのを実感。コンシーラーを使わなくてもよくなりました。
- 乾燥肌と頬が熱をもったように赤いのが悩みでした。使い始めて2ヵ月くらいで、赤みが気にならなくなり、季節の変わり目の肌荒れもありませんでした。
《赤ら顔専用化粧水 ピオリナ 商品&通販情報》
- 赤ら顔におすすめ成分:オタネニンジン根エキス、セラミド、ヒアルロン酸
- こんな赤ら顔におすすめ:皮膚が薄い、毛細血管の拡張、炎症にニキビによる赤み
- 内容量:100ml
- 通常価格:6,980円(税別)
- 定期購入:35%OFF→4,480円(税別)&送料無料
- 初回購入:72%OFF→1,980円(税別)&送料無料、30日間返金保証付き ※お届け周期変更・解約いつでもOK
3位:赤ら顔に特化した化粧水 ウルウ
《赤ら顔に特化した化粧水 ウルウ おすすめポイント》
化粧水の機能を含む全5つの機能を持つオールインワン。バリア機能が低下した角質層を整えるためのセラミドを5種類も配合。
また、セラミドをしっかり届けるため、マイナスイオンを使用。マイナスイオンの吸引力で、肌に負担をかけることなく、角質層にセラミドを浸透させます。
美容成分100%の完全無添加化粧品で、界面活性剤、防腐剤、ポリマーシリコン、鉱物油など一切不使用。赤ちゃんにも使えます。
《みんなの口コミ》
- ウルウを使い始めて1週間。肌の赤みが治まってきて、鼻の毛穴も目立たなくなりました。
- 赤ら顔が長年の悩みでしたが、これを使い始めてから、2週間ほどで、赤みがマシになってきました。
- これ1本で乾燥が気にならず、ずっと悩んできた顔の赤みの目立たなくなってきました。天然の優しい香りがして癒されます。
《赤ら顔に特化した化粧水 ウルウナ 商品&通販情報》
- 赤ら顔におすすめ成分:セラミド、アンボラエキス
- こんな赤ら顔におすすめ:皮膚が薄い、肌荒れの炎症による赤み
- 内容量:110ml
- 通常価格:4,500円(税別)+送料648円
- 定期購入:3,600円(税別)&送料無料
- 初回購入:3,600円(税別)&送料無料 ※キャンセル・解約いつでもOK
4位:Nu:(ヌウ)アカラフォーミュラ
《Nu:(ヌウ)アカラフォーミュラ おすすめポイント》
赤ら顔専用に開発された、化粧水機能も伴った「オールインワン美容液」です。敏感肌に傾いた赤ら顔を優しく保湿する成分、さらに、赤みにアプローチする植物成分を配合。
炎症を抑えるグリチルリチン酸も配合されていて、炎症による赤みにもおすすめです。赤ら顔の刺激となる石油系界面活性剤、防腐剤をはじめ、添加物は一切排除。そのため、衛生的なエアレスボトル採用となっていますが、開封後は、冷蔵庫で保管、6ヵ月以内で使い切ることが推奨されています。
商品に同封されているカルテを返送すると、アフターサポートの参考として、お問い合わせや相談した際に使用されるので、お肌の相談もできて安心です。
《みんなの口コミ》
- 毎年冬は、温度差で真っ赤に。娘が見つけてくれたこの商品を使い始めて、3~4本になりますが、赤みがマシになってきました。
- 子供のころから赤ら顔がコンプレックスでした。この商品は、しみることなく、乾燥も防いでくれて、赤みも軽減されてきました。
- 生まれつきの赤ら顔で、いろいろ化粧品を試しましたが、良くなることはありませんでした。これを使い始めてから、肌がキレイになったと何人にも言われます。
《Nu:(ヌウ)アカラフォーミュラ 商品&通販情報》
- 赤ら顔におすすめ成分:セイヨウサンザシエキス、アルニカ花エキス、コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン、グリチルリチン酸
- こんな赤ら顔におすすめ:ニキビや肌荒れの炎症・毛細血管拡張による赤み
- 内容量:50ml(約1ヵ月分)
- 通常価格:18,000円(税込)
- 定期購入:16,200円(税込)&送料無料 ※6本ごとに1本プレゼント
- 初回購入:16,200円(税込)&送料無料 アカラフォーミュラ開発者書下ろしの書籍プレゼント
5位:SKIN&LAB ビタK レッドX トナー
《SKIN&LAB ビタK レッドX トナー おすすめポイント》
皮膚科学に基づく理論で開発された成分、医学的専門知識を根拠としている高い満足度が効果を実証しているドクターズコスメです。
毛細血管の拡張が引き起こす赤ら顔を、血流を促すことでケアする栄養成分「ビタミンK」を配合した化粧水で、本来の健康的な明るい肌へ導きます。
ビタミンKとの相互作用で、ストレスによって発生する活性酸素を取り除く抗酸化作用に一番効果的な組み合わせとされる「ミネラル」も配合されています。
パラベンやアルコールやたばこなどの、鉱物油など、敏感な赤ら顔に刺激となる成分は配合されていません。
《みんなの口コミ》
- 肌がきゅっと引き締まる感じです。これを使い始めて約2週間経ちましたが、赤みが少し抑えられている感じ。
- しっかり肌に浸透してくれる感じ。ニキビがひどかったので、赤い斑点のようなニキビ跡があり、血管拡張も重なって赤みが目立っていたのが少しずつ気にならなくなってきました。
- 頬の赤みがずっと気になっていました。まだ使い始めですが、赤みが少しおさまったような。お肌のトーンもアップしたかも。
《SKIN&LAB ビタK レッドX トナー 商品&通販情報》
- 赤ら顔におすすめ成分:ビタミンK、ミネラル
- こんな赤ら顔におすすめ:血管拡張、ニキビ跡の赤み
- 内容量:150ml
- 通常価格:4,900円(税別)
- 定期購入:20%OFF→3,920円(税別)&送料無料
- セット価格:クリームとのセット購入10%OFF→6,210円(税別)&送料無料
6位:ドクターシーラボ レッドフェイストナー カラーコントロールローション
《ドクターシーラボ レッドフェイストナー カラーコントロールローション おすすめポイント》
皮膚の専門家が「赤み」の原因にアプローチするために生み出したカラーコントロールローション。拡張した血管の血液の流れをスムーズにするビタミンKのような作用のある植物由来の複合成分「ビタミンK様作用成分」を配合。
ナノ化された美肌成分なので、角層のすみずみまでしっかり浸透して、自然は肌色へ導き、自身の持てる肌を作り上げます。
《みんなの口コミ》
- 1本使い切っても、あまり効果を実感できず、リぴしなかったら、赤みが気になり始めました。そのとき、実は効果があったとわかりました。
- これを使い始めてから、赤みもマシになってきたし、キメも整ってきました。暑い日のほてりにもいいみたい。
- 寒くなると肌が赤くなるので使っています。じわじわとですが、効果があるように感じます。香りも好きです。
《ドクターシーラボ レッドフェイストナー カラーコントロールローション 商品&通販情報》
- 赤ら顔におすすめ成分:植物由来のビタミンK様作用成分
- こんな赤ら顔におすすめ:皮膚が薄い
- 内容量:110ml
- 通常価格:5,184円(税込)&送料無料
- 定期購入:20%OFF→4,147円(税込)&送料無料
レッドフェイストナー カラーコントロールローションを購入する
7位:スピノワ化粧品 マニエールドゥN(日没後用ローション)
《マニエールドゥN おすすめポイント》
角質層のセラミド量を増やす漢方生薬、ヨクイニンや甘草抽出エキスを配合した、日没後用のローションです。お肌を休めることを考え、肌に負担となる成分を極力少なくしています。
抗炎症作用のあるアラントイン、グリチルリチン酸ジカリウムを配合した医薬部外品なので、肌荒れやニキビなどの炎症による赤みにもおすすめです。
乾燥や環境汚染など、外部刺激によるダメージを受けやすい日中に使う、日没前ローション「マニエールドゥD」もあります。
《みんなの口コミ》
- 外出するのも困難でしたが、これを使い始めて1年半で、酒さ様皮膚炎、脂漏性皮膚炎が落ちつきました。
- 軽いアトピー肌です。こちらは何年も使っています。刺激はなく、しっかり潤います。これのおかげで、赤くなったりピリピリすることがなくなりました。
- アトピーの乾燥肌です。5年以上愛用していて、使い始めは一番ひどい状態でした。これは刺激もなく、何回か重ね付けしていくと、しっかり浸透されます。時々、今もかゆみが出ることもありますが、以前に比べるとよくなりました。
《マニエールドゥN 商品&通販情報》
- 赤ら顔におすすめ成分:ヨクイニン、甘草抽出エキス、ヒアルロン酸、グリチルリチン酸ジカリウム
- こんな赤ら顔におすすめ:肌荒れやニキビなどの炎症、皮膚が薄い、皮脂分泌量が多い
- 内容量:150ml
- 通常価格:3,700円(税別)+送料750円
赤ら顔悩みを解消するために気を付けることとは?
赤ら顔改善のための成分配合のコスメを使用するほかに、早くその効果を実感するために、下記のことにも気を付けてみてください。
①辛いもの、カフェインの摂りすぎに注意する
唐辛子などの辛み成分を含む食べ物、カフェインは、刺激が強く、血行も促進されるため、ほてりや赤くなるなどの症状を悪化させます。
また、アルコールやたばこなどの嗜好品、甘いものの食べすぎも赤ら顔の原因になると考えられているため、赤ら顔悩みを解消するためには、これらを控えることも大切です。
②ストレスは溜め込まない
ストレスを感じると、血管が拡張しやすくなります。血管拡張が原因の赤ら顔の場合、ストレスを溜め込まないことが大切です。慢性的にストレスを感じていると、自律神経のバランスも崩してしまいます。
そうなると、血管の収縮・拡張の調整もうまくいかなくなるため、赤ら顔を悪化させてしまいます。
ストレスは溜め込まないよう、うまく発散させましょう。慢性的にストレスを感じる場合は、環境を変えてみることも必要かもしれません。
③角質ケアをしない
皮膚が薄く毛細血管が透けて見える「赤ら顔」は、ピーリングなどの角質ケアをしすぎると、肌に必要な角質層がどんどん薄くなってしまいます。
赤ら顔が気になっているという方には、角質ケアはおすすめしません。まずは、セラミドを増やして、健康な角質層を育てるようにしましょう。
④ゴシゴシこするなどの刺激を与えない
皮膚が薄く、摩擦にも弱くなっている肌は、ゴシゴシと刺激を与えることで、ほてりを感じたり、肌内部で炎症を起こし、より赤みを増してしまう原因になります。
スキンケアは、こすったり、強いマッサージは避けて、優しくハンドプレスで行ってください。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
赤ら顔は、メイクでカバーするのも難しく、女性にとっては辛い肌悩みです。マスクをして隠したり、いつもうつむきになってしまったり、肌に自信が持てないと暗い印象になってしまいます。
まずは、ご自身の赤みの原因を知って、正しいケアを行っていきましょう。何が原因か分からないという方は、皮膚科で診断してもらうこともおすすめします。そのうえで、必要なスキンケアを自宅で行いましょう。
《参考サイト》
漢方薬 誠心堂
http://www.seishin-do.co.jp/akaragao.html
かとう皮膚科
http://kato-hifu.com/medical_case16/
《参考文献》
美肌の教科書「最新皮膚科学」でわかったスキンケア84の正解/主婦と生活社 監修:東京女子医科大学皮膚科学教室・教授 川島 眞
漢方スキンケアで、かゆみ、カサカサ、ジュクジュクが消えた!/現代書林 中国漢方普及協会会長・薬剤師 西野裕一著、西野小児科アレルギー科医院院長 西野泰生監修