尾崎まり江
今回ご紹介するのは、乾燥肌対策はもちろん、マッサージやパックなどのスペシャルケアなど、さまざまな使い道ができてキレイになれる「美容オイル」です。
この記事はこんなあなたにおすすめ
- 肌が乾燥してカサカサ
- 乾燥肌が原因の肌トラブル(肌荒れ・ニキビ・炎症etc)が多い
- シミやくすみが増えてきた
- たるみ、毛穴の開きが気になってきた
- 肌がゴワゴワしている
美容オイルは、乾燥だけでなく、乾燥による小じわやたるみ、毛穴の開きなど、さまざまな肌悩みに応えてくれる優秀なアイテムです。
ここでは、美容オイル初心者でもすぐに使える、おすすめ美容オイルのほかに、ツヤのある肌へ導くオイル美容法も紹介していきますね。
美容オイルを選ぶときの3つのポイント
最近は、いろいろブランドが美容オイルを販売しています。いったいどんな美容オイルがいいの?と悩まれている方のために、美容オイル選びのポイントをご紹介!
①使用感が好き、肌に合うものを選ぶ
美容オイルは浸透力が高く、ベタつくオイルはあまりありませんが、使用感には好みがあるので、使い心地がいい♪と思うものを選びましょう。トライアルセットやトライアルサイズのあるものは、まずは試してみてから決めるといいですね。
敏感肌、美容オイルがはじめてという方は、原料が1種類の美容オイルがおすすめです。
植物オイルは、肌の皮脂成分とよく似ている成分も多く、肌なじみがいいのが特徴ですが、厳しい自然の中で育つ植物には、さまざまな成分が多く含まれ強いパワーを持っているものも。
そのため、人によっては、肌に合わないことがあります。
複数種類のブレンドオイルで肌トラブルが起こった場合、何が肌に合わないかが分からないため、肌が敏感、初めてで心配という場合は、1種類の原料でできた美容オイルがおすすめです。
②香りで選ぶ
美容オイルには、アロマ精油がブレンドされているものもあります。アロマ精油は、香りの癒やし効果、女性ホルモンバランスを整えるなどの効果もあり、夜の睡眠の質も高めてくれます。
ただ自分が嫌いな香りではリラックス効果は半減してしまいます。あなたがコレは好き!と感じる香りのオイルを選びましょう。
③植物由来?動物由来?
天然オイルと言っても、植物由来のオイル、動物由来(馬やサメなど)のオイルがあります。使用感や効果など、あなたが気に入ったものを選びましょう。
皮脂不足のカサカサ肌をツヤ肌へ導く♪おすすめ美容オイル ブランド15選
では、おすすめの美容オイルを厳選したので、ご紹介しますね。お試しセットや初回割引価格の美容オイルもご紹介していますので、いろいろ試して、お気に入りを見つけてくださいね。
①HANAオーガニック アーユスオイル
《HANAオーガニック アーユスオイル 特長》
インドのアーユルヴェーダ療法を元にブレンドされた国内オーガニックブランド HANAオーガニックの美容オイル「アーユスオイル」。
オーガニックセサミオイルをベースに、肌表面、肌内部の炎症を抑えるブラックシードオイル、豊富な栄養素を含むモリンガオイルを配合。肌機能を高めてくれるブレンドです。
さらに、癒やしの香りで心身ともにリラックスさせてくれるビャクダン油や女性ホルモン様作用のあるローズ油、イランイラン油なども配合。オリエンタルな落ち着く香りが特徴です。
《アーユスオイル 商品&通販情報》
- 内容量:20ml
- 通常価格:4,762円(税別)
- お試し:7日間分 1,480円(税込)&送料無料
②フルーティア ザ・セラム
《フルーティア ザ・セラム 特長》
希少なオーガニッククランベリーの種子から抽出されるクランベリーオイルの美容オイルです。
クランベリーオイルに含まれるオメガ3がセラミド量を増やしてくれるので、内側から潤うふっくら肌へ。
また、天然のアルブチン、さらに、ビタミンEよりも高い抗酸化力のあるスーパービタミンE(トコトリエノール)を含有しているので、美白効果、コラーゲンやヒアルロン酸の生成効果にも期待できます。
《フルーティア ザ・セラム 商品&通販情報》
- 内容量:20ml
- 通常価格:5,940円(税込)
- お試し:2週間分 1,480円(税込)&メール便送料無料
③ヴァーチェ マルラオイル
《ヴァーチェ マルラオイル 特長》
皮膚科学を研究する医学博士研修のもと、商品開発を行い、肌機能を高めるスキンケアを提供しているエトヴォスの美容オイル ヴァーチェ マルラオイル。
マルラは、南アフリカに生育している神の木と呼ばれる「マルラ」の木の実から採取される希少なオイル。抗酸化力はオリーブオイルの約10倍もあり、シミやシワ、たるみなどをケアするエイジングケア効果が高いオイルです。酸化や劣化に強く、扱いやすいオイル。
《ヴァーチェ マルラオイル 商品&通販情報》
- 内容量:18ml
- 通常価格:3,974円(税込)
- 初回特別価格:2,980円(税込)&送料無料、30日間返金保証付き
④モリンガ ブリリアント ビューティーオイル
《モリンガ ブリリアント ビューティーオイル 特長》
栄養価が高く、肌が持つ皮脂と似た組成であることから、肌なじみがよく、乾燥した肌をしっとり潤わせてくれるモリンガオイル。フィリピン産で良質のオーガニックモリンガオイルにフィリピンの国花サンパギータの精油をブレンドしただけのシンプルな美容オイル。
《モリンガ ブリリアント ビューティーオイル 商品&通販情報》
- 内容量:20ml
- 通常価格:4,550円(税込)
⑤メルヴィータ アルガンオイル
《メルヴィータ アルガンオイル 特長》
モロッコ南西部に生育するアルガンツリーの実の種の核から採取されるオイルで、約30キロの果肉から1リットルしか採取されない希少価値の高いオイル。
メルヴィータはフランスのオーガニックコスメ認証を受けたオーガニックコスメブランドで、メルヴィータのアルガンオイルは、低温圧搾法によって一番搾りのオイルから作られています。エコサートの認定を受けた100%オーガニックです。
《メルヴィータ アルガンオイル 商品&通販情報》
- 内容量:50ml
- 通常価格:3,600円(税別)
⑥琉白RUHAKU 月桃ナイトリペアオイル
《月桃ナイトリペアオイル 特長》
沖縄の素材を使ったエコサート認定の国産オーガニックコスメブランド 琉白RUHAKUの夜用美容オイル「月桃ナイトリペアオイル」。
ビタミンCをたっぷり含んだローズヒップオイルをベースに、ザクロ種子油、沖縄で生育している月桃根・種子・茎エキス、月桃葉油などをブレンドしています。
《月桃ナイトリペアオイル 商品&通販情報》
- 内容量:17ml
- 通常価格:3,960円(税込)
- お試し:7日間分 990円(税込)&送料無料
⑦ニコラ オーガニクス スキンセラピスト アプリコット&ネロリ
《ニコラ オーガニクス スキンセラピスト 特長》
英国IFA認定&英国IFPA認定アロマセラピストのニコラ オーガニクスの代表が開発した美容オイル。
アプリコットオイルをベースに、オメガ3.6.9が豊富なバオバブオイルやビタミンの宝庫と言われるクランベリー、ローズヒップオイルを配合しています。化粧水とこのオイルとのミルフィーユ使いが特徴のスキンケアです。
《ニコラ オーガニクス スキンセラピスト 商品&通販情報》内容量:30ml
- 通常価格:8,618円(税込)
- お試し:10日間分モニター価格 980円(税込)&送料無料
⑧HABA 高品位「スクワラン」
《HABAスクワラン 特長》
防腐剤や石油系界面活性剤、合成香料、鉱物油、タール系色素などが無添加のHABAのスクワランオイル。厳選された深海鮫の肝油から抽出した「スクワレン」を精製したオイルで、安定性が高く、酸化や変質しにくい性質を持っています。
油焼けの心配がないので、朝のスキンケアにも使えます。乳液やクリームが不要で、化粧水の後はこれだけでスキンケア完了です。
《HABAスクワラン 商品&通販情報》
- 内容量:15ml・30ml・60ml・120ml
- 通常価格:1,512円(15ml)・2,700円(30ml)・4,980円(60ml)・9,180円(120ml)
- お試し:15ml 1,512円(税込)&送料無料
⑨オリーヴの森 ジ・オリーヴオイル F (フランス)
《オリーヴの森 ジ・オリーヴオイル 特長》
ポリフェノール、オレイン酸、ビタミンE、ビタミンAをたっぷり含んだオリーヴの森の「ジ・オリーブオイル」。なじみがよく、オリーブオイル本来の香りがふわっと香る心地よい美容オイルです。
《オリーヴの森 ジ・オリーヴオイル 商品&通販情報》
- 内容量:30ml
- 通常価格:8,640円(税込)
- お試し:ザ・スキンケアお試し5点セット 1,728円(税込)&送料無料、全額返金保証付き
⑩トリロジー ロザピンプラス
《トリロジー ロザピンプラス 特長》
ニュージーランドのオーガニクスコスメブランドで、世界中でさまざまなビューティーアワードを獲得しているエイジングケア用の美容オイル。
ビタミンCが豊富なローズヒップオイルをベースにトマト、クランベリー、ヒマワリ、アサイ4種類の成分を配合し、あらゆる肌質、年齢肌にアプローチしてくれます。
《トリロジー ロザピンプラス 商品&通販情報》
- 内容量:30ml
- 通常価格:7,020円(税込)
- 直輸入価格:3,980円(税込)&送料無料
⑪アルジェラン モイスト ディープ スキンケアオイル
《アルジェラン モイスト ディープ スキンケアオイル 特長》
ドラッグストア マツキヨがもっと身近にオーガニックコスメをと発売しているプチプライスでありながら、エコサートの認証も取得しているアルジェランの美容オイル「モイスト ディープ スキンケアオイル」。
100%植物由来オイルで、オーガニクスセントジョーンズワートオイル、アプリコットオイルがベースで、乾燥などの肌悩みにアプローチしてくれます。
《アルジェラン モイスト ディープ スキンケアオイル 商品&通販情報》
- 内容量:30ml
- 通常価格:1,944円(税込)
⑫ロクシタン ディヴァイン インテンシヴオイル
《ディヴァイン インテンシヴオイル 特長》
ヘリクリスムイタリクム花油とギンバイカ油配合のロクシタンのディヴァイン インテンシヴオイル。
この他に7種類のモスカータバラ種子油、ヒポファエラムノイデス油、エチウムプランタギネウム種子油、ルリジサ種子油、アンズ核油、月見草油、アマナズナ種子油を贅沢に配合した、自宅でスパ級のスキンケアが可能な美容オイルです。ハリや弾力不足なお肌におすすめです。
《ディヴァイン インテンシヴオイル 商品&通販情報》
- 内容量:30ml
- 通常価格:12,960円(税込)
⑬リセナル 美容オイル
《リセナル 美容オイル 特長》
食用の国産米から採取した米油で作ったナチュラルコスメ「リセナル 美容オイル」。
抗酸化作用のあるビタミンE・オリザノールを含む米油は、傷の修復やエイジングケアに効果があり、毎日のスキンケアのほかにも、ニキビや肌荒れのケア、シワやたるみのケアにおすすめです。低価格なのも嬉しい美容オイル。
《リセナル 美容オイル 商品&通販情報》
- 内容量:60ml
- 通常価格:1,000円(税別)
⑭ランコム アプソリュ プレシャスオイル
《ランコム アプソリュ プレシャスオイル 特長》
ダマスクローズ花油、ローズマリー油、オレンジ果皮油、レモン果皮油、ローマンカミツレ花油、ラベンダー油、ニオイテンジクアオイ花油配合のランコムの美容オイル「アプソリュ プレシャスオイル」。絶妙なブレンドで、高貴な香りが特徴。テクスチャーも肌に溶け込むように馴染みます。
《ランコム アプソリュ プレシャスオイル 商品&通販情報》
- 内容量:30ml
- 通常価格:28,500円(税別)
⑮ジュリーク フェイシャルオイル
《ジュリーク フェイシャルオイル 特長》
エイジングケア、保湿ケア、肌力を高める保護、3種類のラインナップが揃っているジュリークのフェイシャルオイル。
ブースター、フェイスマッサージ、オイルパック、首・デコルテケア、メイクアップのシャイニーオイル、香りのリラクゼーションと6つの役割のあるフェイシャルオイルは、毎日のスキンケアに大活躍。
《ジュリーク フェイシャルオイル商品&通販情報》
- 内容量:各50ml
- 通常価格:8,500円(税別)
美容オイルの目的に合わせた使い方
美容オイルは、いろいろな使い方でスキンケアすることができます。目的に合わせた、それぞれの使い方をご紹介しますね。
①化粧水や美容成分の浸透力を高めたい
ブースターの代わりに、洗顔後すぐに使うと、皮膚が柔らかくなり、化粧水や美容液などの水分や美容成分が浸透しやすくなります。スポイトで1~3滴が適量です。
※ブースター代わりに使うことを推奨されている場合は、洗顔後すぐの使用はOKですが、そうでない場合は、水分の浸透を妨げるので、化粧水は先につけておくようにしましょう。
②水分・美容成分を閉じ込める
浸透させた水分や美容成分を閉じ込める目的なら、化粧水や美容液を塗布した後に使います。お肌の様子を見ながら1~3滴を目安に使いましょう。
保湿クリームは基本的には不要ですが、乾燥肌がひどい場合は、スキンケアの最後に使うようにしてください。
③乾燥肌改善におすすめの使い方
乾燥がひどく肌トラブルが起きやすいという方は、ぜひミルフィーユ使いを。オイル→化粧水→オイル→化粧水→オイルを2~3回繰り返し交互に塗布して、最後はオイルで閉じ込めます。
ややベタつくくらい塗っても、乾燥がひどいとすぐに浸透していきます。肌力を高めるためには、夜は合成ポリマー配合の保湿クリームを使わず、化粧水と美容オイルだけのケアを行ってみましょう。
美容のプロも実践!美容オイルを使った9つのオイル美容法
美容オイルはさまざまな肌悩みを解決してくれる優秀アイテムです。処方もシンプルなものが多く、敏感肌にも取り入れやすいというメリットもあります。肌悩みに合った使い方で、美肌を目指しましょう♪
①大人ニキビのケアにも美容オイル
大人ニキビの原因は、乾燥によって皮脂が過剰に分泌したり、ターンオーバーが乱れて古い角質が肌表面から剥がれず、毛穴に皮脂や汚れ、古い角質が詰まることが考えられます。
皮脂汚れを出すために、洗顔後のお顔全体に塗布して入浴しましょう。半身浴などで、しっかり汗をかくことで、毛穴の汚れが出ていきます。入浴後は、ホットタオルなどで毛穴を開きながら拭き取ります。
また、ブースターや乾燥対策のために使うことで、肌のターンオーバーも正常化されて、ニキビのできにくい肌へ改善されていくことに期待できます。
②美容オイルを使ったクレンジング
アルガンオイルやオリーブオイルなど、単一の植物オイルは、クレンジングにも使うことができます。
汚れだけを取り除き、必要な皮脂は残してくれるので、スキンケアしながら洗浄できます。
特に、目元の細かい部分もオイルだとキレイに取り除けますし、強い洗浄剤が必要なメイクでもある程度落とすことができるので、肌に負担がかかりませんし、肌が柔らかくなり、しっとりしてきます。
③ニキビ跡のスキンケアに使う
ニキビ跡は、お肌がダメージを受けて、細胞が傷ついている状態です。そのため、皮膚再生力のあるゴマ油、ローズヒップオイル、アプリコットオイルなどがブレンドされた美容オイルを選びましょう。
毎日のスキンケアはもちろん、フェイシャルマッサージをすることで、さらにターンオーバーを促進させて、傷ついた皮膚細胞を修復します。色素沈着したニキビ跡、凸凹のクレーター状のニキビ跡など、あらゆるタイプのニキビ跡のケアにおすすめです。
④シミ・くすみのない透明肌に導く美白ケア
ニキビ跡のケアと同様、肌再生力のあるごま油、ローズヒップオイル、アプリコットオイル、またビタミンEを豊富に含むオリーブオイル、ポリフェノールが豊富なクランベリーオイルなどを使って、フェイシャルマッサージを行います。
お風呂上がりは、皮膚の温度も上がっているので、血行が促進されて、肌のターンオーバーを活性化でき、シミを外へ追い出しやすくなります。
⑤リップケアに使う
皮膚の薄い唇のケアにもおすすめ。スポイトなら1滴で十分潤います。
⑥髪のダメージも修復!ヘアケアにも
シャンプー前の頭皮マッサージで、毛穴の汚れが落ちやすくなり、抜け毛、白髪予防に効果的です。洗髪後は、毛先を中心に少量、揉み込むように塗布します。乾かした後の手触り、櫛通りがよくなります。
⑦脂性肌の美容オイル法
脂性肌にオイルは必要ないと思われがちですが、ニキビができやすかったり、過剰な皮脂分泌で皮脂が酸化することでくすみの原因になります。
また、実は肌の内部は乾燥しているインナードライ状態で、皮脂が過剰に分泌していることも考えられます。
おすすめの使い方は、洗顔後に塗布して、お風呂に浸かり、しっかり汗を出します。皮脂と一緒に毛穴から汚れが出て、ニキビができにくくなります。また、抗酸化作用があるので、酸化を防ぐことができます。
⑧美容オイルで毛穴のブツブツ・角栓ケア
鼻のポツポツ黒ずみは、皮脂が詰まって酸化しているのが原因です。
オイルを綿棒などで塗布して、入浴したり、ホットタオルで温めて毛穴を開きながら拭き取るというスキンケアを継続してやりましょう。角栓になってしまっている場合は、気長なケアが必要です。
⑨ファンデーションに混ぜて使う
美容オイルは、油焼けの心配がありません。そのため、日中の使用もOK。
ファンデーションに1滴ほど混ぜることで、日中の乾燥を防ぐことができます。滑らかに伸びもよくなり、マットなメイクが実現します。
美容オイルに使用されているオイルとその特徴
さまざまな植物から抽出されるオイル。それぞれにどんな特徴があるのか?美容オイルに使用されることの多いオイルとその働きについて解説していきますね。
①アルガンオイル
モロッコ南西の乾燥地帯で育つアルガンツリーから採れるオイルで、アトラス山脈のベルベル人は、数世紀前から料理、健康保持、美容にと使ってきました。
アルガンオイルには、植物ステロールの一種、ショッテノールが含まれていて、皮膚の修復、再生に効果があり、火傷やニキビ跡のケアにも使われます。
ビタミンEも豊富に含まれているので、抗酸化作用も強く、老化の原因「活性酸素」の除去にも効果的。皮膚を滑らかにしてくれるので、乾燥肌、乾燥によるシワの予防におすすめ。
メルヴィータ アルガンオイル
50ml 3,500円(税別)
ココロコスメピュア アルガンオイル
60ml 2,300円(税込)
②オリーブオイル
中央アジア由来の植物であるオリーブは、現在では地中海沿岸や南アフリカなどでも栽培されています。
収穫してから、熟成した果実を圧搾して抽出します。オレイン酸、パルミチン酸などを含み、浸透性が優れているほかにもエモリエント作用や鎮静作用があります。
肌荒れや湿疹などの肌トラブル、ひび割れ、乾燥した皮膚へのケア、また乾燥してパサツイた髪のお手入れにもおすすめ。
オリーヴの森 ジ・オリーヴオイルF
フランスで育った「オリヴェール種」から抽出したオリーブオイル。多品種と比べてオレイン酸の含有量が多く、ビタミンEも豊富に含まれている。
30ml 8,640 円(税込)
日本オリーブ オリーブマノン
自社農園もあるスペインから化粧用に最適な高品質の精製オリーブオイルを厳選。さらに岡山県牛窓産のエキストラバージンオイルをブレンド。
200ml 4,104円(税込)
③ゴマ油(セサミオイル)
浸透性が高く、ビタミンEを豊富に含むことから抗酸化作用もあり、年齢肌のケアにもおすすめ。
皮膚再生力があり、肌を柔らかくしてくれます。紫外線から皮膚を守ったり、軽い炎症にも効果的で、爪や頭髪のケアにもおすすめ。
HANAオーガニック アーユスオイル
ゴマ油、ワサビノキ種子油、ニゲラサチバ種子油、ビャクダン油などを、インドのアーユルヴェーダ療法をもとにブレンド。心落ち着く香りとともにスキンケアができます。
20ml 4,762円(税別)
④クランベリーオイル
クランベリーの種子から抽出されるオイルには、セラミド量を増やすオメガ3が豊富に含有されています。セラミドを増やすことで、乾燥肌の改善、乾燥による小じわ、たるみの改善につながります。
また、ビタミンEの40~60倍もの抗酸化力があるスーパービタミンE(トコトリエノール)が含まれているほか、天然のアルブチンも含有されているので、シミやくすみのケアにも効果が期待できます。
スーパービタミンEは、コラーゲンやヒアルロン酸産生のサポートもしてくれるので、エイジングケア全般におすすめです。
フルーティア ザ・セラム
クランベリーオイル主成分のオーガニック美容オイル。高濃度クランベリーオイルがみずみずしいふっくら肌へ導いてくれるので毛穴の開きにも!
20ml 5,940円(税込)
ニコラ オーガニクス スキンセラピスト
セラピストが開発!アプリコットオイル、バオバブオイル、クランベリー油、ローズヒップオイルなどのブレンドオイル。2ステップのスキンケア。
30ml 8,618 円(税込)
⑤ローズヒップオイル
果実にはビタミンCが豊富でローズヒップティーとしても人気のローズヒップの種から抽出されるオイルには、リノール酸やリノレン酸が豊富。
これらの脂肪酸は、魚の脂に多く含まれているため、やや魚臭いと感じる人もいますが、皮膚の細胞再生に優れていて、細胞膜を柔らかくしてくれる効果があります。
また、ビタミンAが活性化した携帯のトランスレチノール酸が含まれていることも明らかになり、これはニキビなどの肌トラブルに効果的です。
琉白 月桃ナイトリペアオイル
沖縄のオーガニック素材を贅沢に使った琉白のローズヒップ油、ザクロ種子油、ヒマワリ種子オイル、月桃葉油などをブレンドした美容オイル。
17ml 3,960円(税込)
トリロジー ロザピンプラス
ニュージーランドのオーガニックコスメ。ローズヒップ油、トマト種子油、クランベリー種子油、ヒマワリ種子油などをブレンドした美容オイル。
30ml 7,020円(税込)
美容オイルの取り扱い方法
・美容オイルの正しい保管方法
美容オイルはメーカーの指示がない限りは常温で保管します。抗酸化作用の高いオイルでも、天然のオイルは酸素に触れることで劣化が進みます。
必ず直射日光を避けて、冷暗所に保管してください。透明のボトルに入っているオイルに関しては、遮光瓶に入れ替えるのもおすすめです。
・美容オイルの使用期限
メーカーによっては、製造日や使用期限が記載されているものもあるので、その場合は、それに従いましょう。
記載されていないものは、未開封で1年くらいは保管できますが、開封したものは、基本的には早めに使い切りましょう。目安は2~3ヶ月です。保管状態が悪いと、劣化が早いので気をつけてください。劣化しているかどうかは、色やにおいの変化で見極めます。
美容オイルの効果とは?
オイル美容法という美容法が、芸能人も実践していることでブームになったころから、美容オイルにも人気の火がつきました。
最近は、いろいろな美容オイルが各ブランドから発売されていますが、いったいどんな効果があるのでしょうか?
①肌本来のバリア機能を高める
一般的な美容オイルの多くの原料は、植物から抽出しています。植物オイルには、ビタミンFと呼ばれる必須脂肪酸が含まれています。これは、ポリ不飽和脂肪酸の一種で、代表的なものは、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸などです。
私たちの皮膚の角層には、細胞間脂質(油分)と天然保湿因子(アミノ酸が主成分の水分)が交互にバランスよく存在しています。どちらかが不足しても、肌内部はカスカスな状態になって、たちまちバリア機能が低下して肌が乾燥します。
この構造をラメラ構造といい、よくレンガとモルタルに例えられます。細胞間脂質がレンガとしたら、それらの周りを固めているのが天然保湿因子です。
美容オイルは、細胞間脂質に含まれているリノール酸やリノレン酸を補給して、肌のバリア機能を高める効果があります。
角層を強化するのに代表的な保湿成分「セラミド」もいいですが、美容オイルは自分の肌で潤う力を活性化できる最強のスキンケアです。
その効果は、保湿だけにとどまらず、肌のターンオーバーを促進させることから、シミやくすみなどの美白ケア、また乾燥による小じわやたるみを防いでくれるのでエイジングケア効果にも期待できます。
②アンチエイジング効果
美容オイルに使われている植物オイルには、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEを豊富に含むものがあります。これは、抗酸化作用があり、肌の老化を加速させる「活性酸素」の除去をしてくれます。
また、肌再生力にも優れているため、日中、紫外線や乾燥などのダメージを受けた細胞を修復してくれます。
エイジングケア成分であるコラーゲンやヒアルロン酸配合のコスメを使うよりも、自分の肌でそれらを作り出せるよう肌機能も回復してくれるので、エイジングケアにおすすめです。
③肌のターンオーバーを活性化させてシミを追い出す
ビタミンEを豊富に含む植物オイルは、シミの原因でもある活性酸素を除去して、若々しいお肌をキープしてくれる効果があります。
できてしまったシミ対しては、肌再生力のある植物オイルを使って、肌のターンオーバーを活性化させることで、シミを外部へ追い出します。
メラニンの生成やメラニンを発生させる酵素の働きを止めるのではなく、肌が本来持ってる機能を高めて、美白を行います。
美容オイル関するよくある質問
美容オイルは酸化しやすい?
美容オイルは防腐剤が使われていないものがほとんど。保管方法によっては早く酸化します。
使うときに、空気に触れるのは仕方ないとしても、必ずキャップをきちんと閉めること、また直射日光に当たらない場所に保管、温度差が激しくない冷暗所に保管します。
開封後は、使用期限にかかわらず2~3ヶ月を目安に使い切りましょう。使用期限が、それ以下で記載されているメーカーに関しては、それを守ってください。
美容オイルは日焼けしやすくならない?
オイル焼けするなど言われますが、それはミネラルオイルなどの石油由来のオイルだったり、不純物が混じっているオイルのことです。
美容オイルに使用されているのは、精製されている天然のオイルなので、オイル焼けの心配はありません。植物性オイルで、抗酸化作用のあるものであれば、むしろ紫外線ダメージから肌を守ってくれます。
美容液と美容オイルの違いは?
美容オイルの原料はほとんどが植物オイル、またはスクワランや馬油などの動物のオイルをブレンドしてできていて、油分のみと考えていいでしょう。
美容液は、油分も含まれますが、植物エキスやエイジングケアやホワイトニングなど目的に合わせた化学成分を配合しています。
夏にも美容オイル使っていいい?
皮脂分泌量が多くなる夏でも、少量使用することをおすすめします。特に夜のスキンケアに使うことで、日中受けた紫外線のダメージを修復してくれます。
美容オイルのコスパはどう?
一般的に3,000円台~5,000円台の美容オイルが多く、少量でもしっかり保湿効果があるため、顔だけに使用するのであれば、20ml入りで2~3ヶ月使用することができます。
美容オイルのいいところは、肌機能を高めてくれるので、自分の肌で保湿できるようになれば、コスメ代がぐーんと減ります。
美容オイルを乳液やクリームと一緒に使いたい
乳液やクリームに足して使うこともできます。ただ、できれば、夜のスキンケアには、合成ポリマーが使われていない乳液やクリームを使うことをおすすめします。肌機能が高まる夜の時間帯は、合成ポリマーなどで毛穴まで塞いで皮膚呼吸を妨げるようなことはさけてほしいです。
敏感肌でも使える?
敏感肌でも使うことができます。ただ、植物性でも肌に合わない場合もあるので、必ずパッチテストを行ってから使うようにしてください。
また、1~2種類のシンプルな美容オイルであれば、何が合わないのかが分かりやすいので、オイル選びのときに参考になります。
朝美容オイルを使ってもいい?
柑橘系の精油を使った手作りのオイルや使用上の注意で朝の使用が禁止されている美容オイルに関しては、朝の使用は避けてください。それ以外は、紫外線から肌を守ってくれる効果があるオイルもあるので、使用してもOKです。
アトピー肌だけど美容オイルは使ってもいい?
アトピー肌は、角層内部の細胞間脂質が不足しています。美容オイルは、細胞間脂質に含まれている脂肪分が含まれているため、お肌に合うものであれば積極的に使用しても大丈夫です。
美容オイルって機内持ち込みできる?
美容オイルも液体に分類されるので、100ml以下の透明プラスチック製の容器に入れること。そして、20cm以下×20cm以下の透明プラスチック製の袋に入れないといけません。
食用のオイルを美容オイルとして使ってもいい?
食用のオイルは、食用に精製されていたり、容量も多いものが多く、注ぎ口も大きいので酸化しやすいというデメリットがあります。
例えば、最近はどこのキッチンにもあるオリーブオイルですが、ボトルに詰められている時点で酸化しているものも多いと言います。本当にフレッシュなものは、ピリッとした辛味がありますが、ほとんどはそうではないでしょう。ということは、すでに劣化しているオリーブオイルが多いのです。
まとめ
今回は、美容オイルをご紹介しました。
乾燥肌対策以外にも、シミ・シワなどのエイジングケア、ニキビ肌、ニキビ跡ケアにも使える優れモノです。
合成界面活性剤や合成ポリマーなどの肌機能を低下させる成分が入っていない、天然成分で作られているので、肌力を高めるのにおすすめです。脱ケミカル中の肌トラブル予防にもいいですね。
毎日のスキンケアに取り入れて、美肌作りに役立ててくださいね。