尾崎まり江
1泊2日で行ってきた会津若松の美旅記録です。
日帰り&貸切ができる東山温泉の旅館や会津若松の郷土料理などもご紹介しています。
日帰り&貸切OK!会津東山 原瀧(はらたき)
東京から車で約3時間。猪苗代湖のお蕎麦屋さん「ラ・ネージュ」でお蕎麦を食べて、約40分かけて会津東山「原瀧(はらたき)」へ。
猪苗代湖へ向かう途中、日帰り温泉を探していて見つけていたところ。
急でしたが、コロナの時期もあってか?当日の電話で貸切温泉の予約もできました!
貸切展望風呂は、4つの湯船があり、1室50分貸し切れます。1室2〜5名で利用可能です。
利用時間は、12:30/13:00/14:00/14:30。15時以降は、宿泊のお客様優先です。
入浴料は、1人1,500円(税別)です。(エレベーター内にあった価格とは異なりますが)
大浴場だと1,000円(税別)ですが、ゆっくり家族やカップルで入りたいのであれば、+500円ほどなら貸切もありだと思います。
湯船の種類は選べませんが、
- 滝見の湯:自然滝「原滝」が眼下に見れる。青森ヒバの大きな湯船
- 月見の湯:信楽焼の大きな丸い湯船が2つ並んでいる
- 雪見の湯:畳敷きの床で、青森ヒバの大きな湯船
- 星見の湯:青森ヒバの湯船2つで、1つは寝湯タイプ
これら4つのタイプがあります。今回、貸し切れたのは「滝見の湯」でした。
大きな青森ヒバの湯船で、木の香りがします。また、すぐ下には自然の滝が流れています。
この日は、3月初旬でしたが、新芽が出る季節や紅葉の季節など、来る時期によっては、もっと良い景色が楽しめそうです。
アメニティも充実しているので、メイク用品は必要ですが、スキンケア商品は特にこだわりなければ、用意されているものがあるので不要です。
髪の長い女性だったら、髪を束ねるゴムも欲しいですよね。それもあります。
喉が渇いたら、お水も常備されているので安心してください。
お湯は熱めで、熱ければ、ホースで水を入れて調整できます。しかし、入れないことはないので、私は水はいれずでした。
お子様がいると調節した方がいいかもしれませんね。
まだ風が冷たい時期だったので、体が熱くなったら、湯船から出て涼み、また温まってを繰り返していると、50分はあっという間です。
着替えたり、髪を乾かす時間も確保すると、割とバタバタでした。
ですが、車移動での疲れがとれ、スッキリ!外に出ると、冷たい風が心地良かったです。
会津東山 原瀧(はらたき)の温泉について
今から約1300年前に開湯した「東山温泉」。
原瀧の温泉は、自家源泉保有の旅館で、露天風呂は源泉100%掛け流しの良質な温泉です。
宿名の由来にもなっている自然滝「源竜」を眺め、滝の流れる音を聞きながら、ゆっくりと湯浴を楽しめます。
大浴場の「千人風呂」は、大正年間ごろ「千人(大勢)も入れるくらい大きなお風呂があったこと」で人気で、地元の人々の温泉社交場であった由来から名付けられたそうです。
温泉一般の適応症
神経痛 / 筋肉痛 / 関節痛 / 五十肩 / 運動麻痺 / 関節のこわばり / うちみ / くじき / 慢性消化器病 / 痔疾 / 冷え性 / 病後回復期 / 疲労回復 / 健康増進
泉質別の適応症(浴用)
動脈硬化症 / 切り傷 / 火傷 / 慢性皮膚病 / 虚弱児童 / 慢性婦人病
会津若松の名産品?馬油の素肌クリーム
入浴後、フロントに鍵を返して、ふらっと館内あるお土産屋さんへ。
馬油を使ったシャンプーやトリートメントが多いので、地元の方にお話を聞いてみました。
馬肉が有名な会津若松。昔は、馬肉屋さんに馬油をもらいに行って、虫刺されや傷に塗っていたらしいです。
当時は、ただお肉屋さんでそのままもらっていただけで、精製されておらず、臭かったそうです。
今は、きちんと精製されています。私も一つ買ってみましたが、匂いはありません。
馬油とトコフェロール(天然ビタミンE)だけのシンプルな処方です。ビタミンEが配合されていることで、酸化の防止にもなります。
スッとすくいやすい柔らかめのクリームですが、なかなか濃厚です。
つけすぎはベタつきますが、乾燥するところに部分使いでもいいと思います。
顔はもちろん、ハンドクリームとして、傷薬として、かかとなどの乾燥にもおすすめですよ。
会津東山 原瀧(はらたき)
- 住所:〒965-0814 福島県会津若松市東山湯本 235
- 予約センター:TEL0242-26-4126 FAX:0242-27-5739
- HP:https://www.yumeguri.co.jp/dayplan.html
会津若松グルメ〜ランチ・グルメ・お酒〜
旅先のお楽しみといえば、ご当地グルメ。
会津若松は、初めての場所だったので、あちこちググってみたり、お店の人におすすめを聞いて行ったお店や施設をご紹介しますね。
【猪苗代湖】まるで喫茶店なお蕎麦屋さん「くいものや ラ・ネージュ」
猪苗代湖到着前にググって見つけたお店。
美味しいお蕎麦を探しているときに、おそらく、この外観を見る限りは、入店に至らないでしょう。
というお店ですが、Google マップの評価が高いこともあって行ってみました。
お昼時で、結構人も入っていましたね。口コミを見ると、並ぶ時もあるそうです。
入ってすぐ奥の部屋に通され、そこは畳敷の部屋にテーブルと椅子が並べられていました。
お年寄りで、床に座るのが苦手という方にも安心です。
お蕎麦以外にもうどんもありますし、会津若松のご当地グルメ「ソースカツ丼」もあります。
めったにカツ丼とか食べないんですが、せっかくのご当地グルメなので、かけぞばとソースカツ丼のセットで。
お蕎麦はコシがあって、ツルツルとした喉越し。お出汁もおいしいです。
そして、ソースカツ丼のカツは、驚くほど柔くて感動しました。
細目のパン粉で揚げられたカツに、辛すぎない、甘すぎないソースが絡みついていて、ご飯やキャベツとよく合います。
キャベツは細い千切りにしてくれているので、食べやすい。
なかなかボリューム満点でしたが、最後までしっかりいただきました。
そば茶をセルフで飲めることができますよ。
「くいものや ラ・ネージュ」店舗情報
- 住所:〒969-3123 福島県耶麻郡猪苗代町字城南140−1
- TEL:0242-62-5070
- 定休日:不定休
- 営業時間:11:30~14:15
- URL:https://goo.gl/maps/C8dh4NEj8fQbYvKx5
【猪苗代湖】ビール好きなら寄りたい「猪苗代湖地ビール館」
お蕎麦を食べた後は、猪苗代湖地ビール館へ。(Instagramのビールアカウント(@mariea.beer)更新もしたかったので)
ここでは、磐梯山を見ながら5種類のビールが楽しめます。
飲み比べをしたかったんですが、温泉の予約時間があったので、お持ち帰りにしようかなと思いましたが、酵母が生きているので、要冷蔵で持って帰らないといけないそうなんです。
会津若松で1泊して、東京に戻って、また神戸までとなると、さすがに難しいなということで、お持ち帰りは断念。
プラカップに入れてもらえるということで、助手席で飲みながら温泉へ向かうことに。
飲んだのは、一番人気だというゴールデンエンジェル。すっきりとして飲みやすいビールでした。
Amazonでも購入できるので、ご興味ある方はぜひ購入してみてください。
「猪苗代湖地ビール館」店舗情報
- 住所:〒969-3284 福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和村東85番地
- TEL: 0120-727-472
- 定休日:年中無休
- 営業時間:9:30 ~ 17:00
- URL:http://inawashirojibeer.com/
【会津若松】夕方早めに飲める隠れ家バー「時さえ忘れて」
Instagramのビールアカウントのために、クラフトビールが飲めるお店を探していて見つけたバー「時さえ忘れて」。
会津若松駅からタクシーで行ったんですが、お店の看板も出ていなくて「どこ?」って感じ。
タクシーを降りた目の前の階段を上がってすぐ右側に、これまた何も看板のない扉。
開けて入ると、広い空間にカウンター席とテーブル席が窓際に一つ。
とても静かで落ち着いた空間でした。
ここでは、会津若松のビールではなく、北海道と京都のクラフトビールが飲めました。
3つのサイズがあって、真ん中のサイズを注文しました。
琥珀色の方が「京都醸造 春の気まぐれ」、
金色の方が「忽布古丹醸造 定番ビール完成 upopo」。
京都醸造の方は、やや苦味があり、忽布古丹醸造 の方はスッキリとして飲みやすいです。
「upopo」は、アイヌ語で「歌」の意味らしいです。
私たちの後に、お一人常連らしき方がカウンターに座られて、ビールとチーズケーキをご注文。
「なんか美味しそうなの出てきた」と話していると、「自家製チーズケーキがあるんです」と。
これは頼まなくてはということで、1つ注文。
2層の異なるチーズケーキが重なっていて、甘すぎない程よい酸味のある味で、意外とビールと合って驚きましたが、これは白ワインとも合いそうです。
まだ時間があったので、もう1杯ずつ。
オーナーが漬けているリキュールもいっぱいあって、私はレモンのお酒をいただきました。
私が家でレモンのお酒を漬ける時は、皮も実も種も一緒くたに入れちゃいますが、ここは、皮は皮、種は種、味はシロップに。
バラバラにされたレモンが、グラスの中で一つになるというこだわり!
さらに、ハーブのお酒は、実際にフレッシュハーブをスリコギですり潰し、お酒で溶いて濾されたものが入ります。
すっきりとした香りで、味も美味しかったです。
薬草を漬け込んだリキュールもありますが、それよりもすっきりとしていて、香りも爽やかです。
外はまだ明るい時間だったんですが、中は薄らと暗めの照明で、ほんと時間の流れが止まっているようなバーでした。
ひっそりと隠れ家的バーだったので、あまり喋りたくないのかなという印象のオーナーでしたが、いい感じの方で、次に行くお店を紹介してくれました。
「時さえ忘れて」店舗情報
- 住所:〒965-0000 会津若松市栄町1-40 2階
- TEL:0242-22-0530
- 定休日:HPで要確認
- 営業時間:冬季営業時間 17:00-0:00
- URL:https://savannaparty.wixsite.com/tokisaewasurete
【会津若松】馬刺し&にしんの山椒漬けが絶品「麦とろ」
「時さえ忘れて」のオーナーに教えてもらったのが「麦とろ」。
馬刺しの美味しいお店を聞くと、ここを教えてくれました。店名の通り、麦とろ定食もあるそうです。
「時さえ忘れて」から数分のところで、中に入ると、ガラス越しに、おじいちゃんがニッコリ笑ってくれました。
聞いてきたよというと、すぐにカウンター席に案内してくれました。
「馬刺し」と「にしんの山椒漬け」をおすすめされていたので、その2品を注文。
馬刺しは特別なところから仕入れてるみたいで、希少らしく、ない時もあるみたいなので、ラッキーでした。
にしんの山椒漬けは、とにかく他店より手が込んでいるらしい。
山椒は、殺菌作用があって、新鮮な海のものが手に入りにくい地域ならではの保存食が伝わっている郷土料理。
お土産屋にも売っているけど、やっぱり保存料とか入っているのが気になりますね。
ここのは、保存料も入ってないけど、常温でお持ち帰りもできます。1,000円でした。
馬刺しもにしんも、全く臭みがなく、美味しいです。
ビールを飲んで、その後、数種類の会津若松の日本酒を注文して飲んでたら、
「これ飲むんやったら、これも食べてみ」
と、出てくる出てくるおつまみ。
もちろん、どれもお父さんのお手製で、一つ一つ、「美味しい〜」って感動。
岩手から来ていたカウンターのお客様も食べるたびに「うんうん」と頷いてました。
考えてみると、食べ物は2品しか注文してない?(笑)
サービスなのか?お会計に含まれているのか?ドキドキしましたが、全部で8,500円くらい。
にしんの山椒漬けのお持ち帰り1,000円分引いて、7,500円?ほとんど飲み代だと思う。
テレビでも紹介されたり、芸能人もよく来るらしいですよ。誰が一番綺麗だと思ったか?は、お父さんに聞いてくださいね。
「麦とろ」店舗情報
- 住所:〒965-0871 福島県会津若松市栄町4−9
- TEL:0242-24-9886
- 定休日:不定休
- 営業時間:11:00~21:00
- URL:https://goo.gl/maps/FxC6osLnVSHHG8qs8
まとめ
今回は、会津若松の日帰り温泉〜グルメ、お酒までご紹介しました!
本当は、海外に行く予定でしたが、コロナの関係でキャンセルし、予定がなくなってしまったのをきっかけに会津若松へ行きました。
なかなか行く機会がなかったので、私に取っては初めての土地。
行く場所行く場所、みんないい人で居心地も良かったです。
観光とかしなかったけど、美味しい食べ物とお酒を思う存分楽しめました。