年々強くなる紫外線。それにともなって、紫外線対策もサプリや化粧品はもちろん、日傘やアームカバーなどアイテムによるUV対策も必須になってきました。
メーカーも毎年新しい日焼け止めを開発したり、より紫外線カット効果を高める努力をしてくれます。今年はどんな日焼け止めがあって、何がおすすめか?メイクのプロで美容ライターがおすすめの日焼け止めを厳選しました。2019年の紫外線対策の参考にしてくださいませ。
この記事はこんなあなたにおすすめ!
- 絶対に焼けたくない!
- どの日焼け止めが良いのかわからない
- 日焼け止めを顔に塗ると肌荒れしやすい
冬場はファンデーションに配合されている紫外線カット機能を利用する人も多いですが……。
紫外線は春からピーク!日差しの強い夏からではなく、早めから日焼け止めを投入するのが美白と美白を保つポイントです。
しかし、日焼け止めによっては使用感良くないと感じたり、肌荒れが起きやすくなるという方も多いですよね。
今回は私がお気に入りの日焼け止めと話題の日焼け止めを合わせて8つご紹介します。
日焼け止めの上手な選び方
日焼け止めにもたくさんの種類があるので迷ってしまいますよね。
テクスチャーに関しては不快感を感じることもあるので、重要な選ぶ基準になると思います。
数年前まではシャカシャカと振ってから使用する二層タイプの日焼け止めが多い印象でしたが、最近は使用感の良いジェルタイプが普及しました。
乾燥を感じやすい方はしっとり感の強いジェルタイプがオススメですし、べたつくのが苦手な方には表面がさらっと仕上がるミルクタイプがオススメです。
シーン別 日焼け止めの選び方
SPF/PAという紫外線防御指数は聞いたことがあるかと思いますが、数値が高いほど効果があるというものではないので要注意です。
数値が高いと「炎症が起きるのをどれだけ遅らせることができるか」という時間が長くなります。
そのため、行き先や外出時間によって紫外線防御指数を変えてみるのもいいと思います。
- SPF10~20:通勤や買い物など最低限の外出シーン
- SPF30前後:ショッピングなどのお出かけやや軽い野外スポーツ
- SPF40~50:1日中外出するときやアウトドア
プロがおすすめする2019年日焼け止め8選
NALC:パーフェクトウォータープルーフ 日焼け止めジェル
私が昨年溺愛しており、今年も続けて使用したいと思っている愛用の日焼け止めがこちらです。
スーパーウォータープルーフと謳っている独自の製法で落ちにくさを実現。
水などには強いですが、クレンジングいらず石鹸や洗顔料でも落とすことができます。
さらに界面活性剤を始め6つのフリー処方なので、敏感肌の方やお子さんにまで使用しやすいです。
保湿成分である「ヒアルロン酸」や炎症を抑える「グリチルリチン酸2K」も配合されており、紫外線カットに対してだけでなく、お肌へのアプローチも備わっているので安心です。
テクスチャーはみずみずしいジェル状で、伸びが良いです。程よくしっとりしますが、比較的すぐに浸透するのでベタつかないところも良いです。日焼け止めで気になる人が多い白浮きももちろんしません。
NALCの日焼け止めで一番気に入っているのは、顔にたっぷりつけても肌荒れが起きなかったところです。
私の場合、薬局などで販売されている紫外線防御指数の高い日焼け止めを顔に塗ると、ニキビができやすくなる傾向があり、肌に合うものがなかなかありませんでした。
もちろん化粧品との相性は個人差があるので、人によっては合わない場合もあるかと思いますが、こちらは何度塗っても肌荒れすることなく使用できたので感激でした。
さらに、ウォータープルーフ処方なので化粧下地としてこちらを塗った日は、ベースメイクが崩れにくいとも感じます。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 60g ¥2,680(税込)
スキンアクア:トーンアップUVエッセンス
トーンアップしながら日焼け防止できるということでSNSや日焼け止め売り場でも見かけることが多く、昨年からかなり話題&人気商品です。
立体的にツヤめく微細な「ストロボパール」以外にも、「ヒアルロン酸」や「ビタミンC誘導体」などのスキンケア成分が配合されています。
万人ウケする伸びの良いテクスチャーも人気の秘訣です。
日焼け止めには珍しいラベンダーカラーで、しっとりもちっとするような質感です。
色味補正効果でくすみを払拭し、透明感を出しながら艶っぽく仕上がるのでまるで化粧下地のよう。
焼けにくさがダントツだというわけではありませんが、トーンアップ力をはじめ、美肌に魅せる効果が高いためおすすめの商品に選びました。
日焼け止めを塗って、さらに色味補正をする化粧下地を塗って…となると何層も重ねることになりますが、この日焼け止めなら1つで下地の効果も叶えてくれるので嬉しい。
結婚式や大勢で集まる場面など、ボディを綺麗な肌に見せたいときにもぴったりです。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 80g ¥1,080(税込)
コパトーン:パーフェクトUVカット キレイ魅せk
日焼け止めといえば有名なコパトーンの新作。従来の商品とは違い、自然なパール効果がプラスされているんです。
こちらは、みずみずしい感触のジェルクリームが皮膚pH(弱酸性)により、耐水性の膜に変化するそう。そのため、肌に強力密着し汗や水に強くなっています。
「キレイ魅せk」の他に白肌風にトーンアップしてくれる「キレイ魅せm」がありますが、このpHプロテクト技術は「キレイ魅せk」のみに採用されています。
「トーンアップUVエッセンス」と同じ理由で選びました。
写真では見えないほどのかなり細かなキラキラパウダーが配合されており、近くでよく見るとほんのり輝いて見えます。パールの輝きだけではなく、キラキラ感もあるのでパッと明るい華やかな印象に。派手に見えたりするほど不自然な仕上がりにはならないので、年齢や場面を問わず使用できるのもおすすめポイント。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 40g ¥972(税込)
クレアス:ソフトエアリーUVエッセンス
こちらは韓国のコスメ口コミサイトでも1位を受賞した話題の日焼け止めです。
「日焼け止めが苦手な人のための日焼け止め」というキャッチコピーで、肌への刺激に関してもかなりこだわって作られています。
20種類のフリー処方なうえに、化粧品原料の安全度が高いと言われている成分(※)しか使用されていないので、敏感肌の方でも使えるように独自処方で作られています。
※EWGという米国の団体基準
もともとクレアスのスキンケアラインも愛用していましたが、スキンケア用の水分クリームのようなつけ心地。もちろん白浮きはしませんし、かといって厚みを感じるほどのしっとり加減でもないのでベースメイクの邪魔をしません。
何度か使用しましたが、こちらもNALCの日焼け止めに続き、顔にたっぷりつけても肌荒れを全く感じることがなかったのでお気に入りです。
日焼け止めで肌の不調を感じやすいという方はぜひ試していただきたいアイテムです。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 80ml 約¥2,500(税込)
ビオレUVアスリズム(ミルク・エッセンス)
最近新発売されてから早速様々なメディアで取り上げられており、UV商品部門1位にも選ばれている実力派商品です。
「日焼け止めを塗ったのに焼けた」なんていう経験はありませんか?
最近は使用感の良いジェルタイプが普及していますが、その分揮発もしやすいです。
きちんと塗っているつもりでも、日焼け止めが蒸発することによって、ミクロレベルの塗りムラができてしまっているから、「日焼け止めを塗ったのに焼けた」という事態に陥ってしまうそう。
その難点を改善しようと7年かかって生まれたのがこちらの新作!.
紫外線吸収剤の入ったカプセルが、塗りムラ部分の隙間を埋め完全防御。
吸収剤というと肌への刺激を懸念する人も多いと思いますが、周りがコーティングされており、直接肌につかないようになっているので特に刺激が強いなんてことはなく、安心です。.
さらに、このアスリズムは落ちにくさにも特化しています。
「汗水に強い」「擦れに強い」どちらかが欠けていては結局はウォータープルーフでも落ちてしまうそうですが、この商品は汗水・擦れどちらにも強いので従来の商品よりもさらに落ちにくい!
海へ行く時や激しいスポーツをする際に魅力的な商品です。
テクスチャーはジェルタイプ・ミルクタイプと両方あるので、好みによって選ぶことができます。顔用・ボディ用で分けるのもおすすめですよ!
これだけ高機能だと肌への負担が大きいイメージを持ってしまいますが、刺激も特に感じなかったので、比較的安心して使用できるかと思います。
何よりも「絶対に日焼けしたくない!」という場合はこちらがおすすめです。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 各¥1,944(税込)
ビオレUV:アクアリッチウォータリーエッセンスq
こちらの商品にも、アスリズムで詳しく紹介した塗りムラ防止の処方が採用されています。
アスリズムに比べると、汗・水・擦れに強い商品ではありませんが、その分リーズナブルなのでデイリー使いしやすいのがポイントです。
塗り直しを負担に感じず、なるべく低価格で高機能な商品が欲しいという方にはこちらの方が合っているかと思います。
こちらもミルクタイプとジェルタイプ両方ありますが、使用感の良いジェルタイプの方がおすすめです。
しっとり感が強いので乾燥肌の方には特に気に入っていただけそうな予感。
表面はベタついたりしないので不快感もありません。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 50g ¥861(税込)
イニスフリー:インテンシブトリプルケアサンスクリーン
大人気韓国コスメイニスフリーの日焼け止めですが、こちらのシリーズの「トリプルケア」タイプは日本ではまだ販売されていません。(楽天などの通販サイトで購入可能)
そのため、認知度は低いですが現地では早速人気が高まっている商品です。
トーンアップ効果にプラスし、シワ・美白へのアプローチができるということでトリプルケアと名付けられています。
写真では肌色っぽく見えますが、ほんのりピンク色です。
化粧下地のようなテクスチャーで、ジェルでもミルクタイプでもない伸びの良いクリームのようなテクスチャー。
全体に伸ばすと、トーンアップ効果はもちろん、かなりツヤ肌に見えるので驚き!
化粧下地のツヤ効果も顔負けの仕上がりになるので、メイクアップベース感覚の日焼け止めが欲しいという方にぴったりです。
ウォータープルーフで紫外線防御指数も高いので、もちろん日焼け止めとしての効果も十分果たしてくれますよ。
商品情報
- SPF50+/PA++++ 50g 約¥2,630(税込)※ 日本の通販サイト価格
日焼け止めの使用で気を付けること
日焼け止めは塗る量が少なすぎると効果が半減してしまうので、推定量をたっぷりとつけるのがポイントです。
また、塗りムラがあってはいけないので、全面にまんべんなく行き渡るよう伸ばしてください。
両手に広げてからつけたり、ベタつくからと控えめに量をとってしまうと薄づきになってしまうので、点を置くように日焼け止めをつけ、顔全体に伸ばしていきましょう。
首や耳は、忘れがちですが焼けやすい箇所なので忘れずに。ボディで見落としがちなのが、足の甲です。サンダル焼けしている人も多いので気をつけてくださいね。
また、落ちにくい日焼け止めであっても2~3時間おきに塗り直すのがベター。
汗をかいたり、タオルでふいた際は意識的に塗り直すようにしましょう。
私も学生時代は部活動で、1日中炎天下にいるということもよくありました。
しかし、かなりこまめに日焼け止めを塗り直していたおかげで、日焼けしやすい夏場もほとんど焼けずにすんだという経験があります。
紫外線防御指数が低い日焼け止めでも、塗り直しをこまめに行えば同じ効果が得られるので、常に隙間のない防御膜を貼っておくことが何よりも大切です。
まとめ
気になる商品はありましたか?
それぞれ魅力的なポイントが違いますが、特におすすめなのは「NALC」「クレアス」「アスリズム」の日焼け止めです。
使用感がよく、肌への負担を最小限にしながら日焼け防止できるのが理想ですよね。
薬局でもバラエティショップでもたくさんの商品が販売されていますが、ぜひ購入する際は参考にしてくださいね。